C’est joli ここちいい毎日を♪

セジョリ♪映画三昧・舞台三昧・食などなど自分の好きなことを!映画はネタバレありが多いです。

永遠の0

2013-12-30 00:25:33 | CINEMA(日本)
永遠の0
'13:日本



◆監督:山崎貴「ALWAYS 三丁目の夕日」
◆主演:岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、吹石一恵、田中泯、山本學、風吹ジュン、平幹二朗、橋爪功、夏八木勲、佐々木一、青木健、遠藤雄弥、栩原楽人、古川雄輝

◆STORY◆祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……。

百田尚樹の同名ベストセラー小説を、「V6」の岡田准一主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを手がけてきた山崎貴監督のメガホンで映画化です。

Nakajiは戦争映画って苦手なんだけど、これは絶対にみたい!!
って思いながらみにいってきました。
いやーーーーーー原作でも号泣した作品だったんで、
まあなくとは思っていたのですが、開始早々ないてしまい頭がいたくなっておりました。
はい。。。。

祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながらつづっていきます。

私たちは戦争を知らない人間です。
そして戦争というものもしっかりと学んでないような気がします。
何年にどんなことがあり、終戦を迎えってことは学校で習っていても、
家族のために生きて帰りたいって思うことが臆病者と呼ばれる時代だったということ、
特攻隊とかもしらないんだよな~

そして物語りはそんな時代の中、愛する人のために生きたいと、
強く願い、生きようとした宮部久蔵という凄腕のパイロットを描いていきます。
孫が自分のおじいさんはどんな人だったのかたどっていくから、わかりやすいんだよな~
本はもっと詳しくお一人お一人にきいた話を書いているけど、
要点だけ詰め込んでいる映画でも十分わかる内容になっていたと思います。

宮部久蔵という人は、今の時代の私から見ると、なんて愛に満ち溢れて、
そして強い人なんだろうって思います。
でも、こんな人が特攻に行かなければいけなかったのか。。。
自分の心が悲鳴上げて痛んだよな~
なんて時代だったんだろうって思います。
自分の教え子たちがどんどん特攻隊でどんどん死にいくなか、
自分は本当にこのまま生きていいのかって葛藤するシーンなんて本当に涙でした。
でも、自分がしにいくことになっても奥様とお子様を愛し続けた宮部さんは
本当にすごい人だな~って思いました。もーーー涙が止まらなかったです。

とにかく岡田君は素敵過ぎました。
そしてこの映画に出てくる俳優さんは本当にすばらしかったです。
そして山崎監督は本当にすごいって思いました。
空のシーンもすごかったし、飛行機のシーンは本当に躍動感あふれていました。
なんか戦争なのに、空がきれいでね~それがまた切なかったです。

この孫が自分の友達と飲み会のシーンがあったんだけど、今の若者が言うんだよね~
サイパン・グアム・ハワイはリゾートでしかなくて、特攻隊はテロ。
あれが本当に今の若者が思う太平洋戦争なんだろうな~って思いました。
こんな時代もあって今の日本があり、そして平和の世になっているということ。
この映画、私もそうだけどもっと若い人にみてほしいって思った映画でした。
そして語り継がなくちゃいけないんだって思います。

なんか今年は戦争映画ってよくみたような気がします。
いつも思う。恥じないように精一杯いきなくちゃって!!!!

もう一回本読んでまたみにいってこようっと。

Nakajiの満足度 ★★★★★(5.0)  12/21、23 劇場鑑賞106、107作目

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4 コメント

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こんばんは (ituka)
2014-01-07 00:32:51
宮部に関わった人物全員がお国ためではなく
宮部のためなら、この命いつ捨てても惜しくないに変わっていきましたね。
彼が生きていたなら日本の立派なリーダーになっていたことでしょうね^^
返信する
> itukaさん (Nakaji)
2014-01-07 15:10:50
こんにちは。

こちらにもありがとうございます。

>彼が生きていたなら日本の立派なリーダーになっていたことでしょうね

本当にそう思います。あの戦争でそんな人たくさんいたんだろうな~って思いました。
返信する
Unknown (ふじき78)
2014-01-13 00:59:48
> 特攻隊はテロ。

若者代表(嘘)として、テロに関しては逆に「テロを起こさなければいけないくらい追い込まれていた」という観点があるくらいでもいいのに、と思いました。飲み屋の議論は飲み屋の議論だからでしょうけど、こういう風に畳むんだって畳み方が目に見えるようでイヤでしたね。

仮に戦局が長引いて、空母への攻撃が効果なしと分かった時、ゼロ戦の特攻先をアメリカの都市とかにするくらいは考え方から言ってやりかねないんじゃないですかね。そこまで行かなかったから、やらなかっただけで。
返信する
>ふじき78さん (Nakaji)
2014-01-14 10:53:58
こちらにもありがとうございます。

>こういう風に畳むんだって畳み方が目に見えるようでイヤでしたね。

あーーー言いたいことはわかるな~
テロってひとくくりじゃないよね。
「テロを起こさなければいけないくらい追い込まれていた」
って考えもあるっていうのはわかるな~
返信する

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