黄金を抱いて翔べ
'12:日本
'12:日本
◆監督:井筒和幸「パッチギ!」「岸和田少年愚連隊」
◆出演:妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、チャンミン、西田敏行、溝端淳平、青木崇高、中村ゆり、田口トモロヲ、鶴見辰吾
◆STORY◆幸田は大学時代の友人、北川から大阪市の住田銀行本店地下にあるという240億円相当の金塊強奪計画を持ちかけられる。メンバーは他にSEの野田、爆破工作のエキスパートで国家スパイの裏を持つモモ、北川の弟・春樹、元エレベーター技師のじいちゃん。しかし、計画の過程で謎の事件が次々と発生。そこにはお互い知らない、それぞれの過去が複雑に絡み合っていた。そしてついに決行の日、「黄金」に全てを賭けた男たちの運命は…。
日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービーです。
最初に言っておきます。。。
Nakajiは東方神起の大ファンです。井筒作品は過去苦手だったんですが、チャンミンがでているということではりきってみてきました(笑)
「札束より欲しいもの、おまえにはあるか?」
万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写しています。
まあ監督がずっと描きたかったっていっていた作品らしく、
この作品に思い入れもあるんだろうな~っていうくらい、丁寧に描かれていたような気がします。そしてうまくリンクというかしているな~って思いました。
井筒監督らしくというか、暴力のシーンはもーーーとことんやるって感じだし、
Hのシーンはとことん描くってとこも、あいかわらずって感じだったけど、
いつもは会話が邪魔になるというか、ん?って思うこともあるんだけど、
今回はなんか息がつまるような緊張感の中での会話だったからか、
舞台が大阪なんで、人間臭い街での出来事だからか、
なんかその会話が楽しくみれたそんな感じでした。
映画は、浅野さん妻夫木さんが首謀者
銀行の内部事情に詳しいシステム・エンジニアの桐谷健太さん
元エレベーター技師の西田敏行さん
北朝鮮の工作員として日本に来たチャンミン
浅野の弟の溝端淳平さん
本当に素晴らしかったです。
北川はジャイアンって言われていたけど、本当にそんな感じ。
どうせやるなら派手にやろうぜってとこがなんかよくて、
幸田のような影がある人間には、これくらいのバカをする人間の安心するんだろうな~!!!!
幸田も、人と群れるのは嫌いみたいな感じなのに、面倒見もいいしね~
「人のいない土地」に行きたいっていうけど、実際は人間好きなんだろうな~
でも、物の背負ってる闇が大きすぎるんだよね~
そしてモモも背負っているものが大きいからお互いがつながっているものがあるんだろうな~
モモは人と関わりたくなく常に逃げているから群れることはないのかと思ったら、犯罪なのになんだか楽しそうに見えることもあるんだよね~
また幸田に心を開いていくところなんて、
なんか唯一のぬくもりをやっと見つけたって感じが切なくなったね~
原作はちゃんと犯罪の心理をついてくるというか、
裏切りそうな普通の人。野田のこともちゃんと描いているんだよね~
犯罪をするという重圧から立ち向かえるのか潰れるのか。。。
やっぱりココついてくるよな~って思っちゃいました。
喧嘩っ早い北川の弟のせいでいらない敵を増やしたりと、
なんか銀行強盗するまえにすっかり疲れちゃうんだよな~(笑)
用心して生活してないというか、日常を描いているって感じだったな~
Nakajiが好きだったシーンは、今から強奪しにいくって車の中で、
モモと北川の会話や歌、いやいやあなたたち桃太郎の歌うたってる場合じゃないでしょ(笑)
あと、当日の変装する服をミシンで作っているモモの頭を、
クシャってなぜる幸田とか、なんか癒されるシーンでした。
とくかくチャンミンは、あの華やかなステージの中で、
よくこのモモと切替して演じてたな~って本当に感動しちゃいました。
綺麗な目はそのまま映画館でも見れたし、
苦労したミシンや豆腐のシーンもなんかがんばったね~って
ぐっときちゃいました。
お前は母さんかいって感じだよね(笑)
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 劇場鑑賞 46 作目
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チャンミンみたさにいったようなものなんですが。。。
なかなか存在感があってよかったです。
映画はんーーーって感じでしょうね。
たまにTVでお目にかかっても、区別がつかなかった神起さんですが、しっかりとわかりました。
なかなか素敵でした。この中では、かなりの存在感だったと思います。チャンミンさん。
でも、映画としてはどうかなあ~と。
監督らしいとことんのバイオレンスは薄めで、おおざっぱな描き方に、緻密さが大事なテーマとは合わないんじゃないかなあと感じましたです。
井筒監督の作品で、満足したことはないのですがね。
そーー井筒作品って苦手なんだよね~
彼の良さをわからないと、なんか楽しくないというか。。
そんな感じの映画多かったからか、あんまり好きじゃなかったんだよね~
そうそうこのシーン一番好き!!
あとは教会のシーンはなんか泣けたね~
Nakajiさんは原作読まれていたんですね。
私はこれから読んでみようかなと思ってます^^
私も井筒監督は苦手で、今まで何にも観てないの(^_^;)
これは、やっぱりチャンミンが出るからっていうのが1番の理由です(^.^)
最初から登場して出番も多いチャミにもう感激!
透明感と儚さがただようモモ、チャミにピッタリでした!他のキャストもみんな良かった\(^o^)/
お話的には、3くらいなんですが、チャミ以下キャストは5点満点!
私もブッキーがチャミの頭くしゃくしゃってやるシーンが
好きです♪
そうそう井筒作品にしては硬派でしたよね~
わたしは監督の作品がちょっと苦手だったんですが、
これは楽しんでみれました。
まあ突っ込みどころ満載でしたけどね(笑)
そうそう、大阪ならではのまったりした会話で束の間ホッと出来たりもしましたよね。^^
背負っているモノが大きくても中身は普通の男子達なのでしょうね。
特に幸田やモモは孤独だった分、仲間と過ごせる時間は心が満たされるのかも。
チャンミンはツアー中の撮影だったのですね。
大阪の街でチャミや出演者達がロケしていたんだと思うと親近感わきますよ♪
コメント、ありがとうございましたm(__)m
原作は読んでいないので、
どこまで描けているかはわかりませんでしたが(汗)、
ちょっとラストシーンに近くなるにつれ、
雑な感じが否めませんでした。
ま、井筒監督にしては久々硬派な映画でした!
んーーってとこもあるんだけど、
もーーーチャミのがんばった姿みただけでOKって感じだったわ~
そうそう子犬の目・バンビの目がまたよかったね~
スクリーンにはえていたような気がします。
マリーさん私も再度原作読んでます。
原作のほうがやっぱり面白い。
あんな子犬の瞳でみつめられちゃ・・・
もう何度も倒れそうになったわ~。最初から出るなんて思ってなくて~いきなりの攻撃(笑)にしばらく口あけっぱだったわ~~~。
お話にはツッコミどころも多いし~
特に強奪シーン、あんなやり方じゃすぐ捕まってしまうよね。
鯖寿司シーンには泣いたわぁ~。
あの肌感、本当に冷たくなってそうで・・・泣けた泣けた。
今原作読んでるけど、モモのシーン、チャンミンしか浮かばない~幸せ。
東方神起のファンなのです(笑)
そうそう映画のモモよかったですね。
なんかくうさんに言っていただくと、チャミのお母さんのように、うれしいですわ(笑)
モモは、立ち姿と目がなんともよかったです。
たしかに人物の関係をもうちっと丁寧に書いてほしかったな~とは思いました。
突っ込みどころは満載だけど、うまくおさめたな~
って思ったよ。
チャミ本当に頑張っていたね~
トンペンだけじゃなくて、映画のファンの方からの
評判がいいのは本当にうれしいね。
私は特にファンと言う事はないのですが、モモにはやられましたよ。
本来ブッキーのファンなんですが、この映画ではモモが一番好き^^
原作を読んでいないので、メンバーの触れ合いにちょっと不足を感じてしまいました。
でも、とても印象に残る作品になりました。
チャンミン良かったねー、忙しい時期での撮影はほんと大変だったんだろうなと思うとラストのほうなんかはウルウルしちゃったわ。
ファンじゃない方の反応も良いようでうれしい♪
肝心の映画のほうは金塊強奪のお話だけどその計画実行より人間関係のほうに重点を置いてる感じなのね。
実は原作は読んでない(汗)