『Nのために』著/湊 かなえ
【STORY】「N」と出会う時、悲劇は起こる―。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のために―
久々に、湊作品をよんだ。
んーーーやっぱりこの人は告白のデビューがすごすぎたよね。
関係者一人一人が語って、真相を明らかにしていくというのは、
「告白」いらいこのパターンかよって思ってしまうような。。。
でもねえ、なんか長いんだよな~
事実を語っていくうえで、彼らにも彼らなりの事情があるにせよ、
夫婦の問題、親子の問題とかさあ、話の筋は面白いんだけど、
なんか強烈なインパクトがないというか、
へーーって感じで終わってしまったな~
だからラストまで読むのに長いわ~って思ってしまうんだろうね。
登場人物が皆々、頭文字「N」。
各人にとってNとは誰だったのか・・・
それを推理していくのも楽しいんだろうね
この人のインパクトがあったのって告白で終わっているかも。。。
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湊 かなえ おすすめ平均 本当にがっかりした あのNは言う。「愛」とは「罪の共有」だと。 最後がわからなかった 湊かなえらしさが無い 同じシーンを厚塗り Amazonで詳しく見る by G-Tools |