気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

12. 橋下徹 新商売『政治塾』で大儲け !!

2012年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 なんとまぁ、維新の会が立ち上げた政治塾、戯け者が意外にも多く、その募集に2.000人を超える応募者が有ったとか。その講義料がまた何とたったの5回で120.000円というからこれまた驚き。2.000人としても単純計算で2億4千万円の収。一回の講義は24.000円。そんなに価値の有るものなのでしょうか? ちょっと眉を顰めてしまいます。それに少なく見積もっての2億4千万円は何に、何の為に、どの様に、誰が使用するのでしょう? 維新の会の政治資金なのでしょうか? だとしたら、受講生達は落とし穴に気が付いていないのでしょうか?

 2.000人集まった中で、一年後には(5回の講習が終り、二次の段階で)半数の1.000人に減らされていて選挙に出られる(お墨付きをもらえる)のは、つまり認されるのはせいぜい300人程度。維新の会の意向に即し、尚且つ当選の可能性の有りそうな者を振り分ける為・・・と云うのが大義名分なのでしょうが、たった5回の講習会で何を何処迄把握出来ると云うのでしょう。大体が選別の基準というのは何なのでしょう

 更に言うならば、橋下自身が公言している『合わないとなれば、どんどん去って行って下さい。構いません』というのは、“講習”と冠するに当たらず“単なる集金活動”ではないでしょうか。確かに参加してから『これは異うな』と思う人は出て来る筈です。が、余りにも初めから開き直り過ぎてはいないでしょうか? 少なくとも約2.000人の半数の中に自分は残りたい・・・と思う物好きが集まっているのは確かな事ですし、だからこそ僅か5回で120.000円というお金を支払うのです。そしてあわよくば政治家に成りたいという輩が既成政党に目を背け今なら確率の高そうな維新の会からの出馬を目論み集まっているのです。「オレはただお前達のお金と話題性が欲しいだけなのだ」と、はっきり本音を曝け出すべきです。『篩にかける』為に人を集めるのなら会費は不要の筈。経費が発生するのなら、自分の手持ちのお金でやるべきです。そしてその上で公認候補を擁立するのが正道だと思います。

 前述した様に2億4千万円以上の大金が集められるのです。全額(5会の講習分)一括払いではないのかもしれません。が、何れにせよ大金が動くのは間違いの無い話しで、幾ら経費を差し引いても余り過ぎでしょう。間違いなく政治資金となるのです。ここに維新の会の本質が顕著に表れているのです。言葉巧みに集団的・合法的マインド・コントロールをしているのです。『話し半分』という言葉が有りますが、橋下の唱えているものの中には半分と迄はいかないものの、所々正論に近いものが有るので、それが目暗ましの役を果たし、本質を見えなくさせているのです。

 絶対的に既成政党がいいとは言いません。しかし無所属がいいとも言いません。それでも何が何でも『道州制』に向かう事しか考えていない橋下よりは断然に良いのは明らかです。単なる目立ちたがり屋でしかないのですから。弁護士・タレント経由の口先の上手い議員の暴走は絶対に止めなくてはなりません。まァ、何れ自滅への道を進む事でしょう。世の中、そんなに甘くは無いのですから。


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