漢詩の創作、今回は3回連載の内その2回目です。
「平仄」・・・読めますか?(失礼)
私は読めませんでした。・・・「ひょうそく」です。
とにかく漢字には①平字、②仄字があり
仄字の中には①上、②去、③入の3つがあります。
前回の私の処女作を公開しました。
思朋友 指方順一郎
多忙連日月三更 客舎郷音幽有声
遂兎釣魚蘇往昔 遠思朋友一杯傾
この七言絶句を創作する際の規則を説明します。
①二四不同(二文字、四文字目は同じ平仄文字としてはダメ)
②二六同(二文字、六文字目は同じ平仄文字とすること)
③起句と結句では四文字目「平字」を孤立させてはダメ(孤平禁)
④起句、承句及び結句では七文字目は韻を踏むこと(上記「思朋友」では平起式「庚」韻)
以上4つの規則をきちんと守らなければ、先生に真っ赤に添削されます。
(私自身未だ解っていませんが、その他もろもろの規則は後日)
私の処女作「思朋友」では規則は守っています。
この規則を守ることはなんだかパズルを解いているみたいです。
この規則を守る為に漢和辞典が欠かせません。
(漢和辞典は重たくて片マヒには扱いにくいです。)
まるで受験生になったみたい。またお会いしましょう。
次は第2作目に挑戦します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます