スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

闘病記16/24回(竜宮城への旅が終わって)

2012-12-22 17:32:32 | エッセー「竜宮城への旅が終わって」

 

7.障害者スポーツセンタ

 退院しても自分自身の福祉については無知であった。退院後2,3ケ月して日常の生活が安定してきたので水泳教室に通いたいと思った。60歳から65歳まで勤務した子会社では埼玉の単身赴任で健康管理の為に夜間水泳教室に通いやっと25メートルを泳げる様になっていた。水泳教室では泳げる様になった楽しい思い出と同時に一緒に練習した先輩が10年前はマヒしていたので車椅子で連れてこられたのですよ」と言われたことを思い出した。水泳はきっとマヒ回復に最良と考え障害者スポーツセンタに申し込んだ。

ところが身障者手帳の所持を問われ「持っていない」と答えた。同時に私は身障者手帳を持つ身なのだということを改めて気付かされた。保土ヶ谷区役所に出向き福祉について指導を受けた。身障者が税金面、交通運賃、医療費等非常に細分化され優遇されていることを初めて知った。


 私は健常時の頃、年金センターに何回も足を運び自分の年金がどうなるのか聞いていた。私は65歳前後の退職だったので失業保険について次のようなアドバイスを受けていた。

 

「失業保険と年金は同時に両方もらえません。但し65歳までです。
   65歳前後の退職の場合ハローワークに65歳過ぎに行くと両方もらえます」

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