私たちは朗吟の前に「吟道精神」を全員により数回唱和します。その「吟道精神」を示します。
吟道精神(ぎんどうせいしん)
朗吟は」邪穢(じゃあい)を投擲(とうてき)して豊満を斟酌し」
血脈を動湯(どうとう)して精神を流通し、」
其の中和の徳を養って」
気質の偏を救うものなり。』
吟道は」気を養うの道なり。」
人の生や気なり、」気つくれば死す。」
気はもって養わざるべからず。』
正風六合あまねく、」一声士気高し。」
吟じ終りて清風起る。」一吟天地の心。』
その意味合いについては次回以降にしましょう。
このような文言は、最初全く意味不明でも何回も何回も暗誦できるほどに 唱和すると
不思議なことに、なんとなくそういうものかと思えてくるものです。
寺子屋で、子供たちが論語の一節を諳んじている場面が、
大河ドラマに出てきますよね。
最初は意味が全く解らないままに諳んじていますが、
後々それがとても有効に働いていますよね。
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