平成28年10月22日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で
公益社団法人日本吟道学院公認 修神会(会長井上邦神)秋季吟道大会が開催されました。
今回は、録音してもらった私自身指方順一郎(順龍)の吟声をお聴きください。
私指方順龍はプログラム番号77番目に登場しました。
「安宅の関」(網谷一才作) 吟者 日酸TANAKA教場 指方順龍です。
1.詩文は以下の通りです。
「安宅の関」(網谷一才作)
(今様)知るも知らぬも 逢坂の 霞に包む 旅衣
露けき袖を 萎えらせて ここは安宅の 関の中
朗々 読み終る 勧進帳 君を打ち 涙を呑む 金剛の杖
誰か 忠臣の 心情に動かざるなし 此状 人をして 長く忘れざらしむ
2.詩のこころは、吟道範典によりますと、次の通りです。
山伏姿で、奥州へ落ち延びようとした義経一行12人が、ここで関守富樫佐衛門成澄に見とがめられ、
弁慶は、機転で読み上げその場の難をのがれました。
歌舞伎や謡曲でおなじみですね。今様入りでお楽しみ下さい。
私たちはこれからも詩吟の世界を探究していくつもりです。
皆様からの批評をお待ちしております。
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