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決めつけたくは無いのだが、やはり福井県専門委の大勢も『原子力村』か?!

2012-06-10 23:16:45 | 事件・事故
2012年6月10日(日)

 タイトルにも書いた通り、「再稼働」を容認したからと言って、「『原子力村』の一味である」

と、決めつけたくは無いのだが、やはり結果的にはそう思わざるを得ない。

 政府も必要性を強調している『免震棟』の建設も数年先延ばしで、当面の危機には対応の

しようも無いのに、「そういう危機は、すぐには来ない」とでも考えているのか? 問題ない

と結論したようだ。

 私の勝手な推測ではない。

【3、4号機の安全は確保できているとする内容の報告書案を了承した。】(朝日 6/10)

  と云う訳だから・・・

 津波で全電力喪失し、メルトダウンに至る危険性を、去年の【311】の数年前に指摘されていたのに

『そうは言っても、いつ来るか解らないものに、大金を投じて対策する必要は無い』(要旨)と

考えて対策を怠ってきたのは誰であっただろうか?

 数日前の当ブログに書いたように、政府も原子力安全委員会も安全保安院も共犯者だったのだ。

その予告された事故を防げなかった共犯者達が書いたシナリオが安全だと言っているからと、

関西圏全体の地元住民に責任を負う地元自治体の専門委員会がこれを追認してしまった。

 何というお馬鹿な人々であることか?

 原子力村の圧力なり、補助金による誘導なり、闇の勢力からの脅迫なり色々と有ることであろう。

そういう「長いものには巻かれよ!」の態度が、福島原発事故という世界史上最悪の事故を起こして

しまったことをもうお忘れになったらしい。

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」 「人の噂も七拾五日」 というところであろうか!?
 
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「大飯原発、安全は確保」報告書案を了承 福井県専門委
 (朝日新聞) - 2012年6月10日(日)20:47
 

 
 関西電力大飯原発3、4号機の安全性を技術面で検証する福井県原子力安全専門委員会が10日、県庁で開かれた。政府が示した暫定的な安全基準を妥当と評価し、3、4号機の安全は確保できているとする内容の報告書案を了承した。

 これを受け、地元おおい町の時岡忍町長は再稼働への同意を表明する見込み。西川一誠知事も週内に大飯原発を視察し、県議会の一任を受けて再稼働に同意するとみられる。

 県専門委は午後3時半から県庁6階で始まる予定だった。傍聴を求めて市民ら69人が集まったが、用意された一般傍聴席は50席だったため、傍聴希望者らが「立ち見でもいいから、全員傍聴させてくれ」「結論ありきだ」などと大声で抗議した。このため、委員11人は退出し、2階の別室に移動。傍聴を報道陣に限り、審議は約50分遅れで始まった。 


野田首相「精神論だけでやれぬ」=福井県同意に期待―大飯再稼働
 (時事通信) - 2012年6月10日(日)19:54

 野田佳彦首相は10日の講演で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働する意向を表明したことについて「精神論だけでやっていけるのかというと、やはり国民生活、経済への影響を考えて、万が一ブラックアウト(停電)が起これば、大変な悪影響が出る」と述べ、夏場の電力が不足した場合の国民生活などへの影響を重視したことを強調した。

 首相は「1年前の(東京電力福島第1原発)事故の生々しい記憶が残っている中で、国民は複雑な思いを持っていると思うが、(再稼働の)判断が迫られている時期だった。(世論が)二分している問題について、しっかりと責任を持って結論を出すというのが政治の役割だ。私の責任の下で判断をさせていただいた」と強調。その上で「福井県で所要の手続きが進められることを強く期待したい」と述べ、同県の同意に期待を示した。  


 
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1 コメント

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Unknown (一市民です)
2012-06-11 07:26:40
再度のコメントとなりますが、福井県の原子力安全専門委員会の三島委員は、関西電力の100%子会社の管理職社員であることがホームページから確認できます。関電の原発安全評価に関電100%子会社の管理職社員が関与するのは明らかにおかしい。なぜ、このような委員人選がまかりとおるのでしょう。
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