Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

リニューアル

2023年03月30日 | 卓球

 先日、千葉県内の高校卓球大会の日程を確認しようと、高体連のHPを開いたら、サイトがリニューアルされていた。

 

 このサイトの初代管理人はSuさんで、今は三代目の方が管理している。数カ月前彼とたまたまあった時、「今度リニューアルしますね」と語っていたが、ついに実行されたのだなー。

今となっては遠い昔の20年前、常任委員会で「誰かホームページ作ってくれない?」という委員長先生の呼びかけに、「あ、じゃ僕やってみます」と軽い気持ちで応えたSuさん、「高体連卓球専門部IT担当」の称号をいただきホームページ作りに取り組むことになった。

 当時のSuさんは「IT担当」とは名ばかりの素人だったので、HTMLの参考書とくびっぴきでプログラムを書いた。とっても大変だったが、新しいチャレンジやりたがりの私には、とっても楽しい仕事だった。使ってたソフトは素朴なソフト・「メモ帳」、2003年当時としても相当素朴な(粗末な)つくりだったと思う。

これが完成した初代バージョンの表紙、その後2代目の表紙になった

公式ホームページなのに、管理人の随筆コーナーをくっつけたりして、調子こいてたなー。

実はこのコーナーが今のこのブログに繋がっている。

この頃のハンドルネームはsunQ。最初は一球入魂の「一球」にしようと思ったんだけど、「いっきゅう」は「一級」に通じるような気がして、ちょっと気が引けた。自分なんか「三級」くらいでちょうど良いかなー、と思って、この名前をつけたのだった。

ホームページを起点にして様々なことを行うアイディア(連絡を行ったり、組み合わせファイルを集約したり、大会プログラムや大会結果をネットを通じて配布する)が、システムとして実現し、周囲のみんなに感謝され、とても嬉しかったのを覚えている。

2代目、3代目と基本構造を変えずに引き継がれ、メモ帳madeのシンプルな画面で異彩を放っていたが(?)21年目の今年、ついにリニューアルされた。

少し残念で、少し安心。

次代を切り拓いていく行く人に、場所を譲れるのは幸せなこと

いつまでも同じものが続いていくことは、決して良いことではないと思う。

21年目以降の卓球専門部ホームページの歴史が、どうか輝かしいものでありますように!

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WBCの盛り上がりとこれからの部活動

2023年03月24日 | ノンジャンル

 昨年のサッカーワールドカップ、日本チームの活躍と応援の盛り上がりはすごかった。

地上波でのナイター中継が激減して久しい状況で、野球関係者は気を揉んでいたことと思うが、

今回のWBCの日本チームの活躍と応援の盛り上がりは、久々に野球の存在感を大きくPRできたと言えるだろう。

 Suさんの学校は、日本の学校より一足早く春休みに入っていたので、22日の決勝は、自宅でゆっくりリアルタイムで観戦することができた

メジャーの強力打線に日本の若手ピッチャー(戸郷・高橋)が速球で真っ向勝負する場面とか、日本プロ野球を代表する強打者(村上・岡本)が豪快なホームランで得点を奪い取ってくる場面とか、アメリカとがっぷり四つで戦う姿に、胸がワクワクした。

試合終了後から、各放送局は名場面集とインタビュー映像のリピート放送となってしまったが、Suさん含めみんな喜んで見ていたと思う。

そんな中、友人がSNS上に投稿した記事に、深く考えさせられた。

 ※色々なスポーツの世界大会で日本が活躍し、その活躍に日本中が驚き感動し涙している。こんなに日本を応援することが、自分の国を好きになることがスポーツ以外にあるのだろうか。
どうしてこんなに熱くなれるのか。そこには日本の部活動文化が多少なりとも影響しているのではないだろうか。

昨今、教員の働き方改革や様々な問題から部活動は廃止、地域移行へと移ってきている。その問題は理解出来るし改善も必要だと思う。しかし、あまりにも部活動が子どもたちに与えるいい影響を無視しているような気がしてならない。

こんなに日本中が熱くなれるものを国はわかっているのだろうか。日本のやってきたことを、欧米に習い簡単に捨てていいのだろうか。そうやって欧米に習い近代化し、日本文化のたくさんを捨ててきた日本。部活動も捨ててしまうのだろうか。部活動に青春をかける子どもたちがいることが見えているのだろうか。未来を生きる子どもたちに日本を応援し、自分の国を好きになる気持ちを忘れないで欲しい。

 ー以上その抜粋

 Suさんは35年間部活動顧問を続け(卓球部、化学部)、やりきった満足感をもって定年を迎えることができたが、友人はまだ若く卓球専門部の中核として現在も働いている。彼のようにこれまで部活動指導を頑張って来て、これからも頑張っていこうと思っている教員にとっては、最近の部活動を巡る急激な変化は、拙速であると感じられているのだろう。彼の憂いは当然である。

 For the team を掲げ皆で協力し努力する姿勢、相手をレスペクトする態度、用具や練習場所を大事にし周囲への感謝を忘れないことなど、マスコミでもしばしば取り上げられる日本人の美徳を培ってきたのは、まさに部活動の場だと思うからだ。

 様々なスポーツ界で日本人の活躍が目立っている昨今、これまでの日本スポーツ界を支えてきた部活動が、よりよい形に変革され、選手・教員に明るい未来が与えられることを、切に願う!

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春はもうすぐ

2023年03月07日 | 生活

 晴天、4月なみの暖かさだという今日、いつもより早く帰れたので近所の川まで散歩

国分川という川の両脇が遊歩道になっている

今のアパートは最寄りの駅(&スーパー)まで徒歩5分、そして逆側に7・8分歩けばこんな素敵な散歩&ジョギングロードがあるので、ホント助かる

最近川岸の枯草を刈り取ったので、眺望が良くなった

桜並木の枝をよく見ると、花芽が次第に膨らんできている

足元を見ると、ホトケノザが一足早く満開状態

 今月末には、ここで桜まつりが開かれるらしい。コロナ禍で中止が続き、開催は3年ぶりだとか…

最近、三年ぶり開催の行事多いよねー。今年はいつにも増して嬉しい春の訪れになるんじゃないかなあ。

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カットマン復活、その後

2023年02月19日 | 卓球

 さて、10月にカットマンとしてもう一度挑戦してみるということをこのブログに書いたが、今回はその事後報告

 

カットマン復活? - Suさんの学球日誌

さて、コロナからも無事復活を果たしたSuさんは、相変わらず週末は卓球に燃えている。最近では、土曜日に浦和の卓球場に行く以外にもマシン相手に一人で練習できる練習場を...

goo blog

 

 膝・腰に負担がかかるカットマンスタイルで練習が続けられるか不安だったが、とりあえずここまで4カ月なんとか体をだましだまし練習できている。

 身体に負担をかけてまでカットをもう一度やってみたいと思った一番の動機は、「バックカットを完成させたい」ということだ。長年カットマンとしてプレーし、フォアカットについてはある程度納得のいくボールを送れるようになったのだが、バックカットについては、技術的に不満な部分が残っていた。

 致命的な欠点は裏ソフトラバーを使った時、相手の強いドライブに対して全く対応できないこと。仕方なく粒高ラバーやアンチスピンラバーを使い欠点を補っていたが、裏ソフトでうまく出来ないのは、スイングや体の使い方など技術に問題があるからに違いない。何とか死ぬまでに(?)この謎を解明し、正しいカットを身に着けたい

   

卓球は相手が必要。新しい技術を身に着けたり、フォームを大変革する練習は、相手に迷惑をかけてしまうのでなかなか出来ないのが普通なのだが、幸い10月から契約したマシン卓球場では、マシン相手に一人であれこれフォームを試したり、スマホで撮影したりして、納得いくまで練習できる。週1・2回マシン練習でフォーム検討し、週末は浦和のクラブか近所の高校で実践してみる。そんな生活を続けて大分問題点が明らかになって来た。

 大概の卓球解説書や技術紹介サイトではカットのコツとして以下のようなことが書いてある

 ①バックスイングでは、ラケットを肩より高く上げる

 ②ボールをしっかりと引きつけて、上から下方向へ「スパっ」と振り下ろす

 ③スイングしながら、左足から右足へ(前方向)に体重を移動させる。

 この3つは確かに正しいのだが、実践にはいくつか注意が必要だということが分かった。

 

 ポイント1 バックカットのバックスイングは不自然な動き

 フォアカットの場合は、右手を右側に高く上げるが、それは自然にできる。日常生活で高いところにあるものを取るときやボールを投げたりするときと同じような腕・肩の使い方になるためだ。けれどもバックカットでは右手を左側に上げなければならない。これは日常やらない。かなり意識して練習する必要がある。自分ではこれまで高く上げていたつもりだったが、動画で見てみると全然上がってないことが分かりガッカリした。不自然な動きが瞬間的にできるようになるには、努力が必要だ。

 ポイント2 スイングは小さくて良い

 バックスイングを高くとり、かつ③を意識しすぎると、どうしても振りが大きくなりがちだ。後陣で相手打球の威力が衰えたところで自分がカットするのであれば、体重移動を伴った大きなスイングが必要になるが、前・中陣で打球するのであれば、コンパクトなスイングで無ければ打球出来ないし、スイングスピードが遅くなり相手の強ドライブを抑えられなくなってしまう。自分の場合、ツッツキをする位の気持ちで振った時が適正なスイングサイズであることが分かった。

 

 ポイント3 「スパっ」と振り下ろすコツ

 自分では「スパっ」と振り下ろしているつもりだったが、早く振ろうとすると肘が突っ張ってしまい、逆にラケット面が上を向いてしまっていることに気づいた。

 

これには③の体重移動も影響しているかもしれない。とにかくスイングが鉛直方向から大分ずれている。

力みと肘の張り出しを抑え、鉛直方向にスイングできる良いイメージは無いか?色々試した結果、毛筆で「ノ」の字を書くイメージというのを思いついた。力を抜いて筆を高く掲げ、力まずスッと滑らすイメージでラケットをボールに触れさせると、スイングの軌道は綺麗に縦に抜けるようになり、ボールは綺麗な回転で返っていくようになった。

 というわけで、死ぬまでに正しいバックカットを身に着ける計画(?)は、着々と進行している。まだまだ思い通りに体は動いてはくれないけど、とりあえず「どうやって振ればバックカットが入るのか」という謎は解明できたので、後は練習と経験を積むしかないと思っている。

 競技歴50年を越え、齢60年を越えても、まだまだ新しい発見がある。卓球道は奥深いとつくづく思う。

 

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わたしとラジオ講座

2023年02月11日 | 語学

NewISに勤務してから毎日感じる英語力不足(特にリスニング力不足)、我々の世代の人の多くはリスニング&スピーキングを苦手としていると思う。 だって我々が高校生の頃の英語学習は、読解&文法学習が中心で、会話なんかほとんどやらなかったから… 大学院で研究室生活をしていたころ、外国人研究者の人が訪れて来て話をした。そのときが初めての英会話体験だったと記憶している。

 高校の先生になってから数年後、再び英語と向き合うことになった。オーストラリアの姉妹校から生徒と先生が短期留学にやって来たが。英語力不足で、きちんとコミュニケーションが取れなかった。少し残念だったので英語をもう一度勉強してみようと決意したのだった。

 通信制大学の英文学科に入学し、先生の仕事を行いながら勉強した。主はテキストを自習することだが、時には夜間授業(夜間スクーリング)に参加することもあった。ある時先生から変わった宿題が課された。二週間毎日ラジオ講座を聞き、そこで使われる二語動詞(turn on のように動詞+前置詞で一意をもつ)をまとめるというものだった。

 タイマーでNHKの「ラジオ英会話」を録音し、聞いてみると滅法面白い! 当時講師を担当されていた清泉女子大学の大杉正明先生のセンスが抜群だったのだと思う。冒頭でのネイティブスピーカーとショートトーク、山あり谷ありのストーリーが魅力的なスキット、英語レベルは難しすぎず優しすぎずで当時の自分にピッタリだったのだろう、主題を提出してからも聴取を続けるようになった。

大杉先生担当最後のシリーズ1997-1998のテキスト

 継続は力なりとはよく言ったもので、その後様々な学校で生徒を海外引率したが、何とかコミュニケーションを取り任務をこなすことができた。そしてそれが自信となって、現在のインターナショナルスクール勤務に繋がっている。

 しかし、先述の通りNewISでは手加減なしのナチュラルスピードで英語が飛び交うため、未だに難儀している。8月の着任前からいろいろな教材に手を出して頑張っているが、やはり特効薬は無い様子

 地道に出来ることから積み上げていくしかないよね… そこでラジオ講座聴取を再開することにした(近年中国語学習に力を入れていたので、英語の講座は長らくご無沙汰だったのだ)。

NHKのラジオ講座は、初級から上級まで様々なレベルを揃えている

 今回は「英会話」より一段上のレベルの講座「ビジネス英語」

今はスマホのアプリやインターネットのオンラインサイトで番組が手軽に聞けるので、以前のようにタイマー録音しなくてもすむ。有難いことだ。実はこの番組よりさらに高いレベルを要求されているのだが、今は自分の身の丈から少しずつレベルアップさせるしかないよね~

 昨年話題になったNHKの朝ドラ「カムカムエブリボディ」では、主人公がラジオ講座を聞き続け、後に通訳を務めるまでに成長していた。

はたしてSuさんもそんな風に進歩できるかしら? ま、一歩ずつ進むしかないよね

 

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