※3位決定戦
星翔ー履正社
投打のバランス等総合力で勝る履正社が優位かと思われる。星翔としては先発が予想されるエース右腕久保庭投手が好投手との評判に違わぬ投球を披露し3点以内の勝負に持ち込むことが勝利への条件かと思われる。軸のしっかりしたフォームから伸びと強さを感じるストレートを投げ込みスライダーのキレも鋭い。履正社打線は今期も強力だが五分に渡り合えるだけの力はある投手である。五分に渡り合えたとして、その上で履正社の鋭い走塁に星翔の守備陣がついていけるかがポイントになってくるかと思われる。履正社の先発はこの試合でも小柄なエース左腕増田投手が予想される。切れのあるストレートを投げ込むが球の強さで勝負するタイプの投手ではなさそうなだけに、星翔としては変に小さく当てにいくより思い切りよく振りぬきたいところかと思われる。案外長打での得点のほうが見込めたりするかもしれない。変化球をしっかりためて振りぬくことが出来るか否かもポイントになってくるかと思われる。
※決勝戦
金光大阪ー大阪桐蔭
大阪桐蔭投手陣の立ち上がりを金光大阪が叩いて先行する展開に持ち込む。金光大阪のエース右腕古川投手のストレートが準々決勝の大産大附のような走りを見せて大阪桐蔭の強力打線相手に堂々と渡り合う。大阪桐蔭の鋭い走塁に守備陣がしっかり対応と条件は付くが金光大阪が五分の展開に持ち込むことも十分考えられる。金光大阪は分厚い体つきをした選手が多く打線に力強さがあり、古川投手も一週間空いての登板になるだけに上記条件をクリアする可能性は十分。守備陣の出来が最大のカギになるかもしれない。大阪桐蔭の先発マウンドに誰が上がるかは推理意欲がわくところだがここでは川原投手を先発にたて、状況によっては上級生投手陣への早め且つ小刻みなリレーも考えられるものと推察する。近畿大会の投手陣順列決定戦のような試合になることも考えられ、その中でまずは秋の大阪を全力で制しにいき、センバツがかかる近畿大会への弾みとしたいところかと思われる。