じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

彦根総合 大阪桐蔭

2022-10-30 16:21:44 | 高校野球
※投手力
彦根総合:エース左腕野下投手、中盤からロングリリーフした右腕勝田投手10共に打たれながらも粘り強く丁寧に投げていたと思います
大阪桐蔭:この日も当然の如く先発したエース左腕前田投手2点先制もらった初回その裏抜き球がすっぽ抜けたのを皮切りに制球が定まらなくなり連続押し出しで3失点、3回にも長打浴び公式戦先発した試合で初めて4点以上奪われ攻略される 変化球の調子が上がらない時の持って行き方と幸先よくリードしたときの抜き差し加減に課題は残すも4回以降修正して本格派右腕南恒投手10のリリーフ阻止したあたりはさすがだと思いました 次の準決勝ではその南投手の先発が予想されますが、この日の前田投手と違い調子が悪いと判断されると即交代等考えられるため、次の試合は南恒投手筆頭に投手陣のサバイバル戦も予想されるかと思われます それを阻止する南恒投手等先発した投手の投球に期待です



※打力
彦根東:世代屈指のスーパーエース相手にしぶとくいって攻略した各打者の振りは光るものがありました 甘く入るとキレのあるストレート等でも逃さず痛打していたのが印象に残りました
大阪桐蔭:公式戦初めて4番に入ったラマル選手右右11の打棒やここまで今ひとつだった同じく1年生の3番徳丸選手両左9がここぞの場面でしっかり打った姿が印象に残りました チーム全体で見ても前田投手が投げてリードを許すという公式戦でこれまでなかった展開で同様してもおかしくない場面でもどっしりと構えて力で攻略した姿が光りました


※彦根総合
結局は力負けしましたが一時は大阪桐蔭のスーパーエース相手に逆転し優位に試合を進めたことからセンバツ初出場は成るかと推察します 打線はなかなか振りがしっかりしているだけに投手陣を支えるバックの守備、全国クラスの強い打球を止める力、全国クラスの強烈な走塁にも対応し得る動きの鋭さ送球等身につけることが出来れば、全国でも戦えるかと思われます



※大阪桐蔭
ラマル選手のサードの守備も及第点 動きの広さ送球時の上体の使い方に見える体の強さなどから中堅等センターラインで起用しても面白いかもですね 徳丸選手も勝負所で好守見せる この日はポテンヒット性のフライに対する外野手の反応が遅れたのがひとつありましたが走塁でこの日も相手の破壊に成功  今後勝ち続けても打つ以外の攻撃の抜け目なさや鋭さ強さを保てるかどうかが、夏の終わりまでを通して一貫したテーマのひとつかと、前の試合に続いて改めて感じました