じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第95回全国高校ラグビー開幕

2015-12-28 20:15:16 | 高校ラグビー

大会初日に登場した学校を中心に触れていきたいと思います。

FW
サイズ
天理:平均体重84キロという数字以上に第一列はあんこ型、フランカーの体格もしっかりしてました。ロックの4番は背は低かったですが下半身がしっかりしたまるで第3列のような体格をしており、強そうでした。
深谷:一列目はあんこ型で強そう。フランカーもしっかりしてました。こちらもFW平均体重86キロという数字以上に大きく見えました。
尾道:一列目の選手はあんこ型。他の選手もぱっと見大きく見えました。

春日丘:一列目は皆あんこ型。それ以外のFWも皆大きくて強そうでした。FW平均体重95キロという数字は、伊達ではありませんでした。

他には東海大仰星、大阪桐蔭、常翔学園、東福岡、桐蔭学園、流通経済大柏といった優勝候補や仙台育英、秋田中央、國學院栃木強豪に加え、遠軽、和歌山工業といったあまり前評判の高くない学校の選手たちの体格の良さが印象に残りました。この2校がおずれも初戦突破したのは私的には良い知らせでした。それ以外には動画みるかぎり光泉の一列目の強そうなあんこ型体型が印象的でした。これら3校は30日、機会があれば観戦したいです。最後に日本航空石川のトンガ勢。さすがの迫力ですね😊あくまで主に開会式見た限りでのぱっと見の感想ですから、他にも体格の良い学校は多々いると思います。ラグビー選手ですからね😊
スクラム

佐賀工業:自分たちより大きくて強そうな相手にマイボールでも押し込ほどの健闘を見せました。


BK
展開力
天理、伏見工業、佐賀工業、春日丘:いずれもスピード感ありました。
タックル
春日丘:強く鋭いタックルが刺さってました。

総評
天理:春の近畿大会で選抜準優勝の大阪桐蔭に勝っている実力を発揮、やはりシード校と遜色ない力を備えていると感じました。次の相手は優勝候補の一角のシード校常翔学園。ここと渡り合えるかどうかの鍵はスクラム。サイズでは劣りますが天理の一列目はあんこ型。常翔学園の一列目も良い体格してますがあんこ型ではないため、ここで天理が勝る可能性は秘めていると思います。スクラムで優位に立てれば、バックスの展開力の高さが活きてくると思います。ただ、常翔学園もここまで、スクラムで強さを見せ続けています。
山形南:初めての花園は強豪天理に大敗。ほろ苦デビューとなりましたが、唯一のトライは後半ロスタイムにセンターサークル付近で得たアドバンから約7分間にわたり攻撃を継続させて奪った粘りによるもの。これは本当に観てて良かったです。

尾道:見た目なかなか強そうでした。下半身がしっかりした選手を育てることができれば、来期以降、全国レベルのチームを再び引っさげてくる可能性も十分に秘めていると思います。

深谷:FWだけでなくバックスもフルバックの選手の体格がまるでFWのごとくしっかりしており、チーム全体としてラガーマンらしい強さを感じさせるチームでした。パワー勝負で上位進出なるか?

伏見工業:次勝てば順当なら3回戦の相手は優勝候補筆頭のシード校東海大仰星。この強敵相手に食い下がれるかどうかの鍵はスクラム。仰星のFWは大型ですが伏見工業の一列目もあんこ型揃い。容易ではないでしょうが、この戦いで優位にたつことができれば、得意の展開ラグビーがより活かされる可能性も秘めているかと思われます。

佐賀工業:体格、個々の強さで勝る相手にチームとしてのラグビーのまとまりで勝り見事に逆転勝利。次勝てば順当なら3回戦は優勝候補の一角のシード校桐蔭学園となるのですが、互角に戦う可能性は秘めていると思います。秋田中央がくる可能性も秘めてますが。

春日丘:FWのみならずバックスもロックやエイトのような体格をしており、個々のサイズ、強さは例年のAシードにも劣らないものがありました。強引な突破をはかりすぎ、一次攻撃で決めようとし過ぎて初戦敗退となりましたが、一発でいこうとせずポイントを作って二次三次と攻撃を継続させる意識、チームとしてのまとまりの意識をもっと高くもったラグビーを身につけることができれば、来期以降、本当にシード常連、毎年Aシードなるかどうかレベルのチームになる可能性を十分に秘めた学校であると感じました。

以上です。






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