今、こちらは雨が降っている。
さっきは、一時、雪になっていた。雷も鳴っていた。
今日は大晦日というのに、明日にかけて荒天の予報。
災害が多かった、この一年を象徴するような天気。
それに、先日のスマトラ沖の大地震とそれによる津波。
日を追ってしだいに明らかになる、被害の大きさに驚くばかりだ。
亡くなった12万人余りの方々の御冥福と負傷された方々にお見舞い申し上げます。
そして、kwmrさんがこの地震に関する情報リンク集をエントリーされているので、リンク&トラックバック。
「いい感じ: スマトラ沖地震...」
新潟も上越新幹線が全線開通した28日に、タイミングをあわせるかのような大きめの余震。
嫌がらせか!?
皆さん、今年も残りわずか。気をつけて、おすごしください。
僕は、あの日、あるひとつの不安を感じながら仕事をしていた。
数日前、会社から、その日に重要な会議があると聞かされていた。
仕事が終わってから、別の店にある会議室に向かった。
そこで聞いたのは、会社がなくなるということだった。
途方にくれた。
僕にとっては、やっとみつけた愛着のある会社だった。
あんな社長であったが、それなりに認められ、店長も任せられた。
そんな会社がなくなるのは、結構、ショックだった。
家に帰り、親に事情を説明。
そのあと、ニュースを見て、また愕然となった。
あの「同時多発テロ」だった。
かなりショックだった。
そして、この2つの出来事の重なりに何かを感じざるを得なかった。
考えれば考えるほど、今度は怖くなった。恐ろしくなった。
もう、頭がパニックになるのには十分だった。それも、ゆっくりと。
それから、1週間ほど、偏頭痛が治らなかった。
その3ヵ月後、同じことをこんなふうに僕は書いている。
あの日、僕は、2つショックなことがありました。もちろん、ひとつは、テロ。飛行機がぶつかる瞬間の映像を見て怖くなり、背筋も寒くなった。それは、近々、この暴力の脅威が僕たちの身近な生活にも及ぶのではないかという危惧。そしてそれを裏付けるかのようにもうひとつのショックな事は身近に起こっていたのです。会社が廃業を決めたことです。まるで、会社の幹部はそうなるのをのを知っていたか(偶然です。)のように、または、知っているかのように。僕にとってこの2つのことが同じ日に起こったがためにショックの大きさは増幅されてしまいました。そのまま怖くて眠れず夜中2時か3時までTVを見ていました。それから眠れない夜。なかなか治らない偏頭痛。1週間ほど続きました。
数日後、最後の出勤日、外回りをしてると携帯電話で、会社が倒産する旨の会話をしている人がいました。あの日以降、日本国内も、もう「平和」ではなくなってきていると思いました。単に戦争のない状態を「平和」というのではなく、世の中全体が何事にも安心して過ごせる幸せな状態を「平和」というのだろう。とも思いました。
今、読むと、まだあまり頭の中が整理できていないのを感じる。
あれから、3年。
基本的に、僕はまだ何も変わっていないように思っている。
戦争もまだ続いている。失業率も高い。
世界は平和ではない。
僕の頭の中が整理できるのも、しばらく先のようだ。
と、同時多発テロが起きてから、毎年この時期になると、こんなふうにあの日から変わったかどうか、くらべてしまう。
追加リンク。
sitesakamoto:WTC911
TB。--------
ろぷさんの「もげきゃっち: 9.11 無題。」
人質になっていたイラクの日本人3人が解放された。
いろいろと主旨とは離れた話題が世間を騒ぎ立てていたようではあるが、ここは、せめて解放されたことをみんなで喜ぶべきではないだろうか。
そして、残るは、あと2人。