あれから、1年が経ちました。
なぜか、このことだけを思い出し考えてみると、その時間は、妙に長かったように感じます。
去年の今日、鈴木亜久里さんが、スーパーアグリF1チームのF1からの撤退発表をした時、非常に残念な想いでした。
確実に、大きなもの、モータースポーツにとって、根幹にも関わるものを失った気がしました。
その後、僕は、F1の中継を見る気になれなかった。
レースそのものより、亜久里さん、琢磨、アンソニーの動向、チームの人達が、どうなるのかの方が気がかりでした。
そして、今シーズン。
F1は大きくレギュレーションが変わり、新しい時代に突入しています。
それはそれで、面白い部分も増えましたが、F1の伝統、もしくは、根底にあった面白みは、確実に、そして、今シーズンになって、さらに、急速に失われていくような気がします。
もう、スーパーアグリのような、純粋なスピリッツを持ったチームは現れないでしょう。
ある意味、去年の今日は、命日だったのかもしれません。
そして、佐藤琢磨さえ、F1ドライバーとして、未だ復帰できていない。
でも、今後も、琢磨の復帰を待ちつつ、無理かもしれないですが、スーパーアグリのようなチームが、再び現れることを、僕は願ってやまないでしょう。
追記。--------
とか書いていたら、こんなニュースが。
まぁ、一種の新聞社の売名記事でしょうけど。