ある日の夜、仕事場で、
来店した男性が、
「今日の朝、こちらのお店にいらっしゃた方、いますか?」
と、聞いてきた。
「何か?」
と聞くと、
男性:「カバンの忘れ物など、なかったですか?」
僕:「特に、聞いていませんが。」
男性:「朝、僕、酔って、このあたりで、カバンを失くしてるんですが、記憶もなくなってまして、このあたりで、僕を見ませんでしたか?」
僕:「いやぁ…、店に来た方なら覚えているとは思いますが…。ちょっと、わからないですね。」
男性:「すいませんでした。」
と言って、帰っていったが、どうも、このあたりのお店をまわっているようだった。
質問の言葉面に、思わず笑ってしまいそうだが、本人にとって、事態は深刻だ。
それにしても、記憶がなくなるまで、呑むのも、どうか?と思うし、
また、そこまで酔ったということは、ひとりで呑んでいたわけでもなさそうだ。とすれば、カバンを失くすほど、彼を放っておいた、周りの人間も、どうか?と思った。
まぁ、想像の域をでない話だが…。
その後、彼のカバンは見つかったのだろうか…?
看取ってくれる人たちに、
「あなたの人生の旅の中で私を見ませんでしたか?」って
って酔ってどこかで落としたケータイをあせってさがした記憶あり・・・私ケータイ使ってましたか?とか聞いて回り・・・
そんなかんじ??
えらいカッコええなぁ。
僕なんか、「ここ、ここっ、ここにおるでぇ!」って、言わんばかり…w
>竹元さん
まぁ、そういう感じですね。
気をつけてくださいね。