やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ただ見守っていけばいいのかな?

2019年04月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子は、始業式の翌日、午前中は起き上がることも出来なくて学校を休みました。

この日は離任式があり、サッカー部の顧問の先生二人も転任することになっていたので、息子は出席したがっていたのですが体が動きませんでした。

 

その次の日は、3時間目の途中に息子を学校へと送って行きました。

「弁当を作ってほしい。」と言うので、久しぶりにお弁当を持たせて。

 

「しんどくなったら、いつでも迎えに行くからな!」

と言って送り出しましたが、その日、息子はサッカー部の練習まで参加して、自分で歩いて帰ってきました。

6時間目だけは、保健室で休ませてもらったそうです。

 

へとへとに疲れて帰って来て、翌日はまた調子が悪くなってしまいました。

 

この日は息子のメンタルクリニックの日でしたが、疲れのせいか不安が酷くて病院に行くのを嫌がりました。

けれど、薬をもらいに行かなければならなかったので、無理やり病院へと連れて行きました。

まだ息子を長時間一人にさせることは出来ません。

 

「カウンセリングは無理。20分で帰る。」

そう言っていた息子でしたが、この日は1時間5分、カウンセリングの先生と話をしていました。

その後、私も20分間の時間をとってくださいました。

 

この日、私が聞きたかったのは、どういう風に息子を支援していけばいいのか。

 

「15日に学校の先生方と話し合いをすることになっているのですが、先週、(児童精神科の)先生に、学校の先生にどういう支援をお願いしたらいいかを聞いたところ、『〇〇がどういう支援を望むか』だと言われました。」

 

「その通りだと思います。」

 

「何が不安かとか、どうしてほしいかを紙に書き出して、それを元に話をするように言われたのですが、〇〇に聞いても『分からん。』って、言うんです。」

 

カウンセリングの先生に最近の出来事・・・息子が頑張っていること、頑張り過ぎで調子が悪くなるのではないかと心配していることを話し、

「班活動で何をするのか分かっていないみたいだし、絵の具とか学校に置いて帰ってくるべきものまた持って帰ってきたので、『重たいのに、せっかく持って行った物を何で持って帰ってくるん?』って聞いたら、『それどころとちゃうねん!って、言ってました。

学校に行くだけ、教室で席に座っているだけで精一杯なんじゃないかと思います。」

 

「同じ学年の不登校中の友達は、別室登校をして、先生とマンツーマンでトランプやパズルをしたり、学校の資料作りを手伝ったり、勉強や技術の工作をすることもあるそうです。

そういう過ごし方の方が〇〇の負担にならないんじゃないかと思ったり、学校に無理して行かなくても、適応教室や発達障害に適した病院の集団プログラムとかの方が〇〇にとってはいいんじゃないかと思う時があります。

でも、〇〇は、『そんなとこ行くんやったら、学校に行ってるって、言うんです。

本を読むと『無理させるのは良くない』と書かれていますが、疲れて無理してるんじゃないかと思っていても、このまま〇〇が望むとおり、登校させたり、クラブに参加させたりしていいんでしょうか?」

 

「彼にとってはそれがいいんじゃないかと思います。

別室登校や適応教室など、他の選択肢があることを彼に伝えた上で、彼の意思を尊重してあげてください。

学校の先生には、彼が困っていることをそのまま伝えて、班活動などで何かをするときにはそばにいてさり気なくフォローしてもらえるよう、お願いしてはどうでしょうか。

彼の話を聞いていると、彼はとても恵まれているように思います。

昨日は、保健室で休んでいるときにサッカー部のビデオを観せてもらったそうです。

クラブにしても、とても理解ある環境のようですね。

それに、彼にも話したのですが、この時期、環境も変わりますし、疲れてしんどいのは当たり前なんです

疲れてしんどくなっても、不安に思わなくていいんですよ。

それが普通なんです。」

 

息子が疲れてしんどくなっているのを見ると、私はとても不安になって、「どうにかしなきゃ!」と思っていました。

発達障害に強迫性障害、その上適応障害でうつ状態になってしまった息子が、一日も早くこの状態から抜け出し、なおかつ、こんな風に息子を追いつめることのない環境を整えるために、何かしなければならないのではないかと焦っていました。

 

何をすればいいのか分からなければ分からないまま、ただ〇〇を見守っていけばいいのかな?

いつでも、どんなときでも、力になるよ。

そう覚悟を決めながら・・・。

 

続く、児童精神科の先生の診察では、

「昨日、3時間目の途中からクラブまでやったから、疲れてしまって調子が悪い。」

と、答えていました。

 

「頑張り過ぎたかな? カウンセリングでは話せた?」

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうですか?」

 

「すごく頑張ろうとしているのが分かります。

頑張り過ぎじゃないかって、心配してしまいます。」

 

「ONとOFF、うまい具合に切り替えられたらいいけど、頑張っちゃうよね~。

そう、すごく頑張ったんやね!」

 

「レキサルティ錠0.5mg(半錠)と、レクサプロ錠5mg(半錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。

 

 


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