11月下旬に「おはなし会」があり、私は2年生を担当することになりました。
秋のおはなし会ということで、今回私が選んだのは、「たぬきのひみつ」加藤休ミ・作「あかいありのぼうけんえんそく」かこさとし・作の2冊です。
「たぬきのひみつ」は、 「だれにも いっちゃいけないよ。」で始まる動物たちが秘密を教えてくれる絵本。
たぬきのおへそがたこやきだったり、りすのしっぽがエビフライだったり・・・。
動物たちの秘密や表情がかわいくて味がありますが、「おぉ~っ!」とか「え~っ!」とか声をあげながら聞いてくれる子ども達がまたとってもかわいいのです。
「あかいありのぼうけんえんそく」は、あかありしょうがっこうの秋の遠足のお話。
1年生から6年生まで全校生徒で「ぼたもちやま」に向かうのですが、遠足ながら、むかでやなめくじ、うすばかげろうが襲って来るという、ハラハラドキドキ冒険のお話です。
そこで大活躍するのが、保護者と先生方からなるPTA。
「せんとう ぜんしんはん」「きょうえん きゅうしょくたい」「くみたて こうさくぐみ」「だんけつ だんごだん」の4つのグループを作って遠足を大成功させます。
次々と襲い来る敵をやっつけ子ども達を守ることはもちろん、ぼたもちやまの頂上では花火を打ち上げ、最後は列車を作って「シュー シュー シュー シュー」と一気に下山。
かこさとし先生の子ども達への愛を感じる一冊で、14分弱と長めのお話ですが、子ども達は集中して聞いてくれました。
毎回、おはなし会でどの本を読もうかと頭を悩ませますが、それも楽しい時間。
大切な人に贈るプレゼントを選ぶ心境です。
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