17日は、息子のメンタルクリニックの日でした。
息子のみのカウンセリング1時間の後、診察に呼ばれたときはちょうど息子がトイレに行っていたので、私だけ先に診察室に入りました。
「調子はどうでしょうか?」
「悪いです。
四六時中、『だいじょうぶかな? だいじょうぶかな?』と、言っていて、不安が強いです。
電車に乗るのも怖くて、『誰か何か言ってくるかもしれへん。』『威圧されたらどうしよう。』と言ってます。
私が一緒に学校へ行くと不安はましなようですが、それでも、学校へ着いたときはぐったりしていて、1時間授業を受けるのもしんどい感じです。
昨日、一週間ぶりに学校へ行ったのですが、レポートを提出したときに、『改行が多いから受け付けられない。』と、受け付けてもらえなかったんです。
字数を稼ぐために改行を多用してはならないって決まりはあるんですが、そんな意図もなくて真面目に書いているのに、それであの子は切れてしまって、大声で叫んで学校を飛び出してしまいました。
『不真面目なレポートを出させない規則のために、真面目に必死で取り組んだレポートを突き返すのはおかしいんじゃないですか?』と、私は抗議して受け取ってもらいましたが、〇〇にそういうことは出来ません。
以前も、学校にたどり着くだけで精一杯で授業を受けられなくて、学生割引証だけもらって帰ろうとしたら、『授業を受けないと割引証は出せません』と言われて、〇〇は大声で叫んで、備品を投げつけて、学校を飛び出してしまいました。」
「支援の無い学校なんですね。
もっと支援をお願いして、徹底してもらった方がいいと思いますよ。」
「何度も話し合ってお願いはしているんですけど、通信制で毎日行く学校じゃなくて、しかも〇〇は本当にたまにしか登校出来ていないので、一部の先生以外はこの子がそうだとはすぐには分からないみたいです。
でも、これだけトラブルが続くと、だんだん分かってくるとは思いますが・・・。」
そういう話をしていると、息子が診察室に入ってきました。
「調子はどうですか?」
と、先生に聞かれ、
「今の話に関係してることやけど、自分も歩み寄らんなあかんとは思ってます。
でも、そのときによって対応が違うのは腹が立つし、自分が何かやらかしてしまうんちゃうかって不安もあって、家から出たくない気持ちになります。」
というようなことを、息子は言っていました。
「『誰かを傷付けてしまうかもしれへん。』っていうのは、この頃よく言ってます。」
と、私が言うと、
「強迫症でしょうね。
今飲んでるレクサプロやリスパダールは強迫性障害にも対応しているお薬なんですが・・・。」
「前回、リスパダールは幻聴や幻視を抑えるお薬って言ってましたよね。
『お前は何や?』とか『どうしようもないやつ!』みたいな声が聞こえるみたいなので、昔、飲んでいたチューブのリスパダール液を処方していただけないでしょうか?
ランドセンは飲まずに余っているのでいらないです。」
「分かりました。
一日一回飲めるようにお出ししておきますね。」
「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、リスパダール内服液0.5mgを一日1つまで」を処方され、次の診察も5週間後となりました。
薬局でリスパダールはジェネリック薬のリスペリドンを出してもらっているので、内服液もリスペリドン内服液となりました。
以前飲んでいたものとは少し味が違うらしいです。
今回から、レクサプロも「エスシタロプラム」というジェネリック薬に変更することになりました。
レクサプロ錠1錠169.9円だったのが、ジェネリック薬に変更すると72.2円に薬価を抑えられるそうです。
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