北アルプスの最奥の地から下りてきて3日が経ち、何より家族との山旅を無事に終えて感慨にふけています
帰国後、約1ヶ月ブログに明け暮れ、ろくに準備運動もできずの出発はどうなる事か、、、
4泊5日のグレートトラバース（笑）は、過酷な試練が待ち構えていたのですが・・・
引き返すことのできない黒部の最奥の地、山小屋のオアシスはひじょうに温かかった
**************************************************************** では
練馬IC ⇒ （関越道・信越道・北陸道） ⇒ 立山IC 6時 （有峰林道）折立（着）7：00 を目標に
top図は今回歩いたコース
それでは折立～太郎平までの第一日目から柔らかく書き進めて行きます
折立への有峰林道はAM6：00～PM8：00まで通行可
料金は1900円（帰りはフリーパス）と料金所の徴収員が教えてくれた
有峰林道は工事中で片側通行、待ち信号もあるが、対向車なしなので安心でした
日曜日（7/24）折立の駐車場は満車で、500m先の臨時駐車場へ停めた
これは下山後、かなり堪える距離。。。(*´Д｀)
折立（1356m）登山口から出発
今日の目的地太郎平まで延々８㎞、標高差974mを登って行きます
この辺りはまだ下山者とはすれ違うことなく、高山植物に没頭しながら、、、
さっそく太郎坂と呼ばれる樹林帯の中の急登をジグザグと
針葉樹のシラビソやクロベ（ネズコ）がまばらに生え
林床にはムシカリ、楓、ナナカマドといった背の低い広葉樹が生えています
登山道には昇り始めた太陽が降り注ぎ、、、
マイズルソウ ＜ユリ科＞の実
オオバタケシマラン ＜ユリ科＞
アカモノ ＜ツツジ科＞
ショウジョバカマ (猩々袴)＜ユリ科＞ 花が終わる頃
ノリウツギ ＜ユキノシタ科＞アジサイ属
ヤマサギソウ ＜ラン科＞ツレサギソウ属
ツバメオモト ＜ユリ科＞ 花が終わる頃
コイワカガミ ＜イワウメ科＞ 花が終わる頃
ツルリンドウ ＜リンドウ科＞
コイワカガミ ＜イワウメ科＞ 花が終わる頃
モウセンゴケ ＜モウセンゴケ科＞ ↑ ↓
ツクバネソウ ＜ユリ科＞ツクバネソウ属
「大好き薬師岳」 ARARE？ この太郎平コースの半分以上は薬師岳へ
三角点のベンチに座っている人たちは、ほとんど下山者
ミヤマアキノキリンソウ ＜キク科＞
オオコメツツジ ＜ツツジ科＞
有峰湖が一望
森林限界を抜けると大きく展望が開け、高原を覆う草原が広がります
ヤマハハコ ＜キク科＞
エゾシオガマ ＜ゴマノハグサ科＞
イワイチョウ ＜リンドウ科＞
＜ヒカゲノカズラ植物門＞ コチラ
イワイチョウ ＜リンドウ科＞
木道を少し進んだ右手に赤・黒・黄色の縞模様に塗られた積雪量調査用のポール
目標にしていた三角点（1870ｍ）、太郎平まで4.2km、標高差460ｍ
ベンチが設置された脇の道標ばかりチェック(;´∀｀)、まだ太郎平まで3km（ハァ
）
タテヤマリンドウ ＜リンドウ科＞
ミヤマリンドウ ＜リンドウ科＞
日曜日なので下山者が多いです
登山道の左側には薄っすらと＜薬師岳＞
ニッコウキスゲ ＜ユリ科＞ ワスレグサ属
太郎平まであと１㎞、、
イワオトギリ ＜オトギリソウ科＞
太郎平小屋が見えてきました
今日の宿泊小屋です、、ヤワヤワな登山者なのでここまでが限界
中部山岳国立公園 太郎兵衛平（２３３０m）
部屋は屋根裏のような狭いスペースだったが、あとからドンドン宿泊者が着き、手前でまぁ良かったかも
夕飯です、いつもの事ですが、山に来ると疲れすぎて食欲はなくなり、、
「食べろ！」と言われても、、、「食べれない( *´艸｀)」
献立は トンカツ・おでん・酢の物・マカロニサラダ
・富山？の名産でしょうか、白身魚にコブで〆たようなの
センキャベツ・リンゴ、みそ汁、おいしい高菜とか漬物
※ 充電 ⇒１００円也
明日は ⇒ 北の俣岳 ⇒ 荒木岳 ⇒ 黒部五郎岳 ⇒ 黒部五郎小舎
明日からが本格的な山旅です
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談話室の掲示板に貼っていた案内です
７月２７日、有峰林道は１8０ミリの雷雨で１日通行止めになった
赤木沢から下山した人たち時間内に有峰林道～PM8：00通過出来ず
昨日は恵比寿のモンベルで雨に打たれ～
なかなかお天気が安定しないですね、、山での悪天候は半減しますね。
お食事のメニューを書き込みました。
内臓疲労？もしているみたいで温かいニューメンのような優しい食事が欲しかったです。（わがまま）
昨年はドライフーズを朝食で食べました。
4泊5日は初めてだったので荷物パッキングで悩み最低限に減らしました。
T先生！
なんと次に行く山小屋では＜わがまま＞を言わずとも叶えて下さり、、
だんだん体調が絶好調となり（笑）ゾーンに入ったような山歩きとなったのです。
食べないと歩けないはホントでした。
それからお弁当も昔では考えられない＜愛妻弁当＞に匹敵する内容です(*^^)v