投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

あらすじで読む日本の名著 №2

本の内容より編者の経歴に感心する。バイタリティーの塊。

小川 義男 「あらすじで読む日本の名著 №2」 楽書館

2003年11月7日 第1刷発行

あらすじで読む日本の名著 No.2―近代日本文学の名作が2時間でわかる!

中経出版(発行 樂書舘)

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編者は1932年北海道生まれ。
私立狭山ヶ丘高等学校校長。

中学の代用教師→1959年北海道教育大学札幌分校を卒業→亜細亜大学大学院法科研究所ならびに早稲田大学大学院商学研究科各修士課程修了。北海道および東京都で公立小学校の教諭・教頭・校長を歴任。1996年より現職。2003年に70歳で早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程に合格。校長を務めるかたわら学生生活も送っている・・・とある。

本の著者は複数の現役教師が担う。

日本の名著というだけあってどれも見知った本、決して読んだとは言わない(笑)、が並ぶ。

以下メモより。

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◆檸檬(1925年) 梶井基次郎 31歳で死去。病気がちな青春。

 梶井基次郎、以前も思っていたのだが顔だけ見てると
 とても病気がちな人だったとは見えない。

◆藪の中(1922年) 芥川龍之介

 同じ事象を多方面から書き分けるという、出来そうで出来ないことを
 いとも簡単にやってのける。

 黒澤明の「羅生門」のモチーフ。

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