![]() | 中国路地裏物語―市場経済の光と影岩波書店このアイテムの詳細を見る |
筆者は1958年生まれの毎日新聞の記者。
路地裏と書かれているからそのとおり、北京や上海の街の路地裏を想像したが裏切られた。
羊肉の串焼きも火鍋も出てこなかった。(・・・火鍋は重慶でしたか?)
四合院の生活風景もなし。
新聞の記事をまとめ直したよくあるやつでした。
写真はネットで拾ってきた「火鍋」。
以下、全く今回の本とは関係ない「火鍋」について。
高校生の頃、雑誌「太陽」だったかで、火鍋の屋台の記事を読んで以来、屋台で火鍋を食べることに憧れているんだよね。
ただね、気になるところが一点。その雑誌に載っていた写真では鍋は共用で、日本で言うところのおでん鍋、ほら仕切りが入っている四角いヤツのように仕切りがあって、どうもその一個の区画が客一人に割り当てられる仕組みというかシステムになっているようなんだよね。まあ、鍋は共用だし入れる具材はめいめい客が好みのモノを選んで購入するシステムなので、仕切りがないと混ざってしまうからね。
・・・・でも、鍋は共用だぜ。店のオープンからクローズまで鍋にはった出汁というか汁は代える可能性も低いしな。もしかしたらその店が開店したときからずっと一緒だったりして。もうそうなったら店の主人にもコントロール不可能な秘伝の味になっているよね。
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2005年1月16日 追記
>羊肉の串焼きも火鍋も出てこなかった。
火鍋が出てこないと書いているのですが実は出てきます。インターネットでこの本の目次を見ると「火鍋」が出てきます。図書館で確認したのですが確かにそういう文章はあるのですが、ただ「火鍋」のことを書いていないのです。「火鍋」は話の導入部に使われているだけです。追記しておきます。