判定に不満の数千人が一時暴徒化 W杯北朝鮮―イラン戦
判定に不満の数千人が一時暴徒化 W杯北朝鮮―イラン戦 2005年03月30日21時05分 平壌で30日行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の北朝鮮―イラン戦で、北朝鮮が0―2で敗れた後、観客ら数千人が審判の判定などに抗議して騒ぎ、イラン代表選手らが会場の金日成スタジアムから一時出られなくなった。一部で警備の係員らともみ合いになったが、約1時間後、警官らに排除された。 試合終了直後の午後6時ごろ(日本時間同)、選手用出口からイラン選手が出ようとしたところ、群衆の一部が突進し、選手が避難した。一部の群衆は石を投げたり、記者会見場のある2階まで乱入したりし、警備陣ともみ合いになった。 この混乱で、両チームの監督会見は中止になった。選手の取材もできなかった。数千人の群衆が1時間近くスタジアムを囲み、「審判は謝罪しろ」などと叫んだ。 |