今日は土曜の重賞レース、ダービー卿チャレンジトロフィーを検討してみます。この条件(マイル・ハンデ重賞)となってから20数年ですが、その間、①人気で勝てた馬は2015年のモーリス(次走安田記念勝利)のみですから、波乱必至のレースです。過去10年のデータを見ながら傾向を考えてみようと思います。
1)斤量(ハンデ) ※ ( )内は今回の該当馬
・58㌔ 2頭
・57.5㌔ 1頭
・57㌔ 3頭
・56㌔ 8頭(クルゼイドロスル ドルチェモア ニシノスーベニア)
・55㌔ 11頭(レイベリング)
・54㌔ 3頭
・53㌔ 2頭
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
〇東風S 8頭(ディオ②1着 ラインベック⑥11着)
〇東京新聞杯 6頭(アスクコンナモンダ⑪4着 ドルチェモア⑯13着)
〇洛陽S 2頭(*該当なし)
ちなみに、前走との間隔で多いのは、中2週と中7週で、それぞれ東風S組と東京新聞杯組が該当します。全体的に間隔が2ヶ月以上あいた馬はもうひとつという印象です。
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 8頭 〇5歳 16頭 〇6歳 4頭 〇7歳以上 2頭
/◇牝馬 3頭 ◇騸馬 1頭
4)血統
流行廃りはありますが、父・母系ともにノーザンダンサー系が目を引きます。これでピックアップしてみると……。
〇父ノーザンダンサー系
・ショウナンマグマ:父ザファクター/母父ステイゴールド(サンデー系)
・ニシノスーベニア:父ハービンジャー/母父アグネスタキオン(サンデー系)
・レイベリング:父Frankel/母父Docksider(Native Dancer系)
〇母父ノーザンダンサー系
・ダディーズビビッド:父キズナ(サンデー・ディープ系)/母父フレンチデピュティ
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①前走op・重賞勝ちは不振/3勝クラス勝ちが好走
②人気薄を狙うなら軽ハンデ:3着以内馬の半数は55・56㌔
③5歳中心:6歳以上ならば中山重賞3着以内の実績必要
浮上するのはニシノスーベニアです。
6)宮田式バイオリズム◎
・キミワクイーン 5・2・0・8
・セッション 2・2・2・3
・タイムトゥヘヴン 2・2・2・21
・ドルチェモア 3・0・0・8
・レイベリング 4・1・1・3
7)結 論
前走幕張S勝ちが圧巻だったニシノスーベニアがここでも好勝負になると見ます。中山芝マイルは2・0・3・2と得意にしていますし、今回このメンバーに入って前走から2㌔減の56㌔で走れるのは有利でしょう。相手は、4歳勢から京都金杯2着を評価してセッション、5歳勢からは3連勝中のディオよりもアスクコンナモンダの方を上にとりたいと思います。穴でおもしろいのはラインベックとタイムトゥヘヴンでしょうか。過去重賞競走でもそこそこの成績で走って来た両馬ですので、人気を落としそうな今回、混戦になればアッと言わせるシーンがあるかも知れません。
ということで、今日は、
◎ニシノスーベニア 〇セッション ▲アスクコンナモンダ △ラインベック
でまとめてみます。
明日は無鉄砲にも(笑)今週末のドバイのレースを少し予習してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。今日は一日雨予報です。外仕事の方々は大変ですが、どうか平穏に終わりますように。
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