※訂正:1)前走で前のが残っていたので削除しました。
今日は日曜中山の短距離ダート・カペラSを見ていきます。去年逃げ切り勝ちしたテイエムトッキュウが連覇に挑みますが、去年よりメンバーが骨っぽいだけに、楽に逃がしてもらえるかどうか。早速過去10年の3着以内馬の傾向をもとに検討しててみます。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇JBCスプリント 7頭(チカッパ2着)
〇室町S 5頭(イスラアネーロ⑫1着 クロジシジョー④2着
スズカコテキタイ⑨4着 エティエンヌ⑦5着
ナムラフランク⑭7着)
〇オータムリーフS 4頭(※該当なし)
〇霜月S 3頭(オマツリオトコ⑬14着 )
〇武蔵野S 2頭(※該当なし)
〇オーバルS 2頭(※該当なし)
*室町Sは2021年より施行時期が3週遅れ
ちなみに、間隔では、中4週以内が19/30頭=63.3%です。9月以来のレースとなるテイエムトッキュウやサンライズアムールにはやや不穏なデータですが。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 4頭 〇4歳 7頭 〇5歳 8頭
〇6歳 6頭 〇7歳 1頭 〇8歳 1頭 〇9歳 2頭
/〇牝馬 2頭 〇騸馬 2頭
9歳馬が連に絡むなど高齢馬も軽視できませんが、主流は4~6歳です。勢いのある3歳馬がここでどこまで上位争いができるかがポイントでしょう。
3)血統
近年は父ミスタープロスペクター系の活躍が顕著です。今回の該当馬は以下の6頭です。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・インユアパレス :父Palace Malice(Curlin)/母父ディープインパクト(サンデーサイレンス)
・エスカル :父American Pharoah(Pioneerof the Nile)/母父Harlan’s Holiday(Storm Bird系)
・ガビーズシスター :父アポロキングダム(Lemon Drop Kid)/母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス) ・ジレトール :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父スズカマンボ(サンデーサイレンス)
・チェイスザドリーム:父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父アドマイヤムーン(End Sweep) ・テイエムトッキュウ:父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父サクラバクシンオー(Princely Gift系)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 単勝①人気がやや不振:①人気複勝率40%/②人気同80%
② 5歳以上軽視禁物:勝率は3・4歳が高いが、5歳以上複勝率60%
③ 前走着順5着以内優勢:複勝率27.1%/10着以下は6.5%
④ 7歳以上馬は勝てていない
絞り切れない感じですが、②・③・④に着目すると、イスラアネーロ、エティエンヌ、クインズメリッサ、クロジシジョー、サンライズアムール、ジレトール、スズカコテキタイ、ハコダテブショウが該当します。
5)宮田式バイオリズム◎
・インユアパレス 4・1・1・3
・ガビーズシスター 4・1・0・2
・クインズメリッサ 5・1・4・11
・ジレトール 6・4・2・11
・チカッパ 5・6・0・2
6)結 論
去年はテイエムトッキュウを軸に人気薄のチェイスザドリームをうまく引っかけて当てた記憶がありますが、今年は勢いのある3歳勢の参入もあって上位が拮抗して、なかなか難解です。テイエムが内目の枠を引いてうまく先行できれば逃げ粘るかもしれませんが、去年より斤量が1㌔増えてますし、9月以来のレースで最後は苦しくなる気もします。ここは①人気になるとイヤですが、3歳のチカッパに展開が向きそうです。斤量の58㌔を克服してくれれば、格の違いを見せてくれるのではと思います。相手は、テイエムよりもクロジシジョーを上にとり、以下、サンライズアムール、ジレトール、クインズメリッサの次にテイエムといった順番で見ています。あとは、3歳勢からインユアパレスとガビーズシスターで、穴で一考なのは、中山0・1・1・0のタイセイブレイズとイスラアネーロのもう一丁でしょうか。
まとめると、
◎チカッパ 〇クロジシジョー ▲サンライズアムール △タイセイブレイズ……
で、ヒモ荒れになるかどうかというところです。さて、どうなるでしょうか。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。日曜あたりから一段と寒くなるようなので、気をつけないと。今日も一日無事でありますように。
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