2018年8月の東博総合文化展より。
本館5室・6室「武士の装い―平安~江戸」より、1選
「この展示ケースは不具合があるため、現在、展示を見合わせております。」
東博サイトを確認すると、この不具合により、7/31から1点を出品取下げとしたようだ。
「明治150年記念 書と絵が語る明治」(7/10〜9/2、本館特別1室・特別2室)より、2選
荒木寛畝(1831-1915)
《狸》
1877年頃、55×67cm
画家は、1872年の湯島聖堂博覧会で内田正雄招来の油彩画を見たことを機に洋画に取り組むが、10年たたずして日本画に復帰したとのこと。
松岡寿(1862-1943)
《昭憲皇太后》
明治22年(1889)に撮影された写真をもとに描かれたとのこと。
「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」(7/24〜9/9、本館特別4室・5室)より、2選
「体感!ザパーンドプーン北斎」
高さ約7.5メートルの特大スクリーン。絵の中の人物が実物大となるよう拡大し、北斎の波の高さを体感。
マイク(画像の右端)の元で「ふじさ〜ん」。叫びの大きさで、波の大きさが変わる。
小波
中波
大波
「見返らなくてもほぼ美人」
モニターのなかの見返り美人が、きみの動きに合わせて動く!
他の4コーナーは、「雨は愛すがどう描く?」(歌川広重)、「洛中洛外グルメチェック」(岩佐又兵衛)、「顔パフォーマー麗子」(岸田劉生)。展示室では、師宣や又兵衛はさすがにないが、北斎、広重、劉生は、実物作品の展示も行われる。