気がつけば、このブログを開設して1年。時が経つのはあっという間ですね。
今回はHOBというアドベンチャーゲームを紹介したいと思います。私はSteamでサントラと一緒に購入しましたが、Playstation4・Switchでも配信されています。
ジャンルはアクションアドベンチャー。と言っても、戦闘も少なめでアクションの腕はそこまで求められません。
ラ●ュタのような空に浮かぶ荒れた遺跡で目覚めたプレイヤーは、ロボットの導きに従って遺跡を探検して行く事になります。
遺跡は幾つかのエリアに分かれており、それぞれのエリアを復旧させていく事がプレイヤーの目的です。
その過程で仕掛けを起動していくのですが、パズルのピースを組み換えるかのごとく、遺跡の構造が大幅に変化する事が多々あります。下の画像は一例ですが、画像中央よりやや左のスイッチを起動させると、スイッチ周囲の弧に当たる部分がスライドしたりします。それ以上のマップ変化もドンドン発生するので、エリア探検する楽しみが尽きません。Steamのレビューで「主役はマップだ」とおっしゃっている方がいますが、まさにその通りだと思います。
想像や探索欲をかき立てるギミックや施設も満載で、子どもの頃に抱いた冒険心に火を点ける事受け合いです。
また今作はハッキリと意味が分かる言語表示や会話が無いのも特徴です(声つき会話はラスボス戦前に1回あるが、それも判読は無理)。これもプレイヤーの探索欲をかき立てる要素の1つでしょう。
もちろんラスボス戦まで進めていけば「なぜ主人公はこの遺跡にいたのか」「遺跡が荒れた原因は何なのか」などは何となく推測できるようになっています。
このゲームの欠点を挙げるなら、ボリュームの少なさ。ゆったり進める自分でも24時間ほどのプレイで探索要素はほとんど回収してますし、クリアだけなら普通に進めたら15~20時間で可能だと思います。ですが、マップをはじめ良く練られた内容のゲームゆえの「もっとプレイしたい」という不満です。
アクション苦手な人でも楽しめるアドベンチャー HOB、もっと多くの人にプレイして欲しい。
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