昨日、今日と30℃に迫る夏日が続いて、ついこないだまでの気候が嘘のような天気となりました。残念ながら明日からは曇りがちのお天気予報・・・本日は、会社の先輩で以前ハーレーに乗られていた方が、バイクを乗り替えられることになり、その方の紹介で“トライアンフ”の試乗に京都までツーリングに出かけてきました。試乗させていただいたお店は「トライアンフ京都店」さん。何度か紹介させていただいた「RSタイチ京都店」さんのすぐ近所で、交差点を挟んだ向かいに「ドゥカティ」、その向かいに「ビューエル」と、よくここまで外車のバイクショップを揃えられたものだと感心させられます。
“トライアンフ”はイギリスのバイクメーカー、調べて見ると現存する最古のバイクメーカーだそうです。3気筒というバイクとしては珍しいエンジンを積んだバイクという程度の知識しかなく、どちらかというとクラシック系のバイクのイメージがあったのですが、お店に行ってみてビックリ。最新のストリート系からアメリカン、スーパースポーツ系、さらにはボクの乗るR1200GSの対抗馬があったりして、結構多彩なラインナップです。お店は英国メーカーの正規代理店というわけで、どこかお洒落な雰囲気が漂い、BMWの機能性とはまた違う感じがします。
最初に試乗したのは、“ストリートトリプル”というバイクです。排気量は675ccという、なかなか覚えにくい数字です。初めて乗るブランドのバイクなので、足つきのいいバイクを選んだのですが、「なんなんだ、このバイクは!」といった感じ。英国紳士の乗るおとなしいブランドのバイクと思っていたのに、ひとたびアクセルを捻ったら、猛ダッシュで走ります。音も独特。スーパースポーツ系のバイクって乗ったことがありませんが、これでは何枚免許証があっても足りません。ヒラヒラと軽快に爆走するタイプ(?)です。これに乗るにはある程度の“自制心”が必要です。
メーターは平凡なデジタル速度計&アナログタコメーターの組み合わせですが、タコメーターは回転を上げるとリングの上にLEDのランプが付いて、シフトチェンジのタイミングを教えてくれる仕様になっていました。デジタルメーター部分にはLAP計測機能が付いていて、サーキット走行が楽しそうなバイクです。パッと見では、そんなに攻撃的に見えるデザインでもないのに、走ったら楽しいバイクでした。
次に試乗したバイクは、“タイガー800”。先輩が秘かに購入を目論んでおられるバイクなので、ひょっとしたら今後このバイクとツーリングに出かける機会があるかもしれませんね。名前の通り800ccのこのバイク、先ほどの“ストリートトリプル”よりも排気量が大きいですが、乗り味は随分とマイルド。この乗り味、どこかで体験したことあるなぁと思っていたら、 BMW F650GS の対抗馬(試乗記はこちら)とのことで、実際F650GSから乗り替えられる方も多いそうです。F650GSは老若男女問わずのデザインですが、この“タイガー800”は男性的なデザイン。フロントから見ても迫力があります。ちなみにタイヤを21インチ(タイガー800は19インチ)化した“タイガー800XC”というモデルがあって、こちらはBMW F800GSの対抗馬だそうです。“F800GS”はボクの身長(166cm)でも跨げたのに、この“XC”は跨げず・・・ツーリング用途なら、この“タイガー800”でも十分な性能です。
メーター回りは“ストリートトリプル”と一緒でしょうか。バイクの性格上、リング上のLEDランプは付いていません。アップライトな乗車姿勢で長距離ツーリング向き。おそらく日本の道を走るにはベストマッチングなバイクと思います。エンジンの特性からか、燃料タンクの下が結構熱くなるのが、夏場大丈夫かなぁという感じがしましたが、GSシリーズと同様、どんなシーンでも活躍してくれそうなマシンでした。
“トライアンフ”のイメージが分かったところで、前々から行きたかった、とあるショップへ行くことにしました。
「ペアスローブ京都伏見店」さん。先月、3月にオープンされたばかりの自社開発生産のバイク用品(ウェア・小物)を販売されるお店です。築120年の商家を改装されたというこのお店。到底、バイク用品店には見えない門構えをされています。店内は土間があって、そこから先は靴を脱いで、和室の店内に入ります。ちょうど田舎の親戚の家に来たような雰囲気。この和室に各種ウェアが並べられていて、普通のバイク用品店に並べられた商品とは違って、暖かみのある展示となっていました。お会計は、帳場で。ここも畳敷きの部屋に座ってお会計を行うという、どこかの街並み保存地区で体験できるような空間でした。それだけでも十分なのに、ご購入特典として奥の客間でコーヒーのサービス。この客間からは中庭が見え、その奥には蔵があるという落ち着いた空間でいただくそのコーヒーは、お酒処“伏見”の伏流水が使われていて、マイルドな味に満足です。ちなみにコーヒーにいれるお砂糖は、徳島から仕入れたという希少価値のあるお砂糖。普通に流通していないお砂糖とのことです。まさしく“大人の空間”。こんなバイク用品店は初めてです。キーホルダーやバッグも置いておられるので、バイクユーザー以外の方でも楽しめる空間だと思います。
「このお店ができて、若者が増えていいねぇ」とおっしゃっていたのは、左の椅子に座るおじいさんのお話。奥さんとの散歩の途中のようで、他府県ナンバーのバイクに興味津々のご様子でした。聞けば、座られている後ろの建物も築100年の建物を改装して、パン作り教室が行われているそう。「伏見」って、お酒の街とか坂本龍馬が活躍した街ということしか知らなかったですが、結構雰囲気のよさそうなところだなぁと思いました。
このお店で購入した商品は、また後日紹介しましょう。
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