HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

湖北・若狭ツーリング PART2

2009-12-03 22:56:25 | バイクロングツーリング

 12月に入りいよいよ師走、例年と比べると暖かい日が続いているので、あまり年末って感じでもないけど、あと1ヶ月もすれば正月を迎えます。毎年この時期になると書いているように、今年1年もあっという間に過ぎ去ろうとしています・・・
 今日は、9月のシルバーウィークに行った「湖北・若狭ツーリング」の続きを投稿します。

PART2 おにゅう峠

 9月22日1日目
 ルート:小入谷→(林道小入谷線・県道35)→小浜


↑クリックすると、「林道小入谷線」の看板になります。

 朽ちた神社を後にして、今回のツーリングのメインとなるダート林道に入る。「林道小入谷線」という、完成してまだ数年しか経たない林道。この林道で湖北地方から若狭地方に入る。タイヤをオンロード寄りにセッティングされた「メッツラー・ツアランス」でオフロードをどこまで走れるか、果たしてダートの峠越えができるのか、不安な気持ちもあったが、事前にネットで調べてみると、初心者でも走れそうだったので、来た次第。
 林道入り口の広場に、家族連れのアメリカ製の大型ピックアップ車が停まっていて、少し話をする。「こんな大型のピックアップ車でこの林道を走ってきたのか」と思うと、荷台に小さなバギー車が積まれていたので、これで楽しまれただろう。最初は「このバイクで走るのはもったいない」って言われたが、本当に先へ進むことを告げると、ここから先の路面状況を教えてくださった。どうやらフラットダートが続くそうで、一安心する。ちょうどノーマルのジムニーが砂埃を上げて下ってきた。乗っていたのは、地元民風のお母さんと高校生くらいの子供で、生活路としても使用されているようだ。





 いざ、先へ進んでみると一部に砂利の深いところがあって、ハンドルを取られる。舗装林道に慣れているせいか、なかなか先へ進まない。だいいち、サイドケースも付けているので、重たい。舗装路がいかに快適なのか思い知らされる。景色のいいところを走っているはずだけど、林道初心者のボクは下ばかり見ていて、回りの景色を見る余裕がなかったのが残念!時速20km/hくらいの低速で砂利道を登っていく・・・舗装路と違って、体力を使うのか、汗も出てくる。久しぶりにワクワクどきどきしながらのツーリングとなった。
 林道入り口から30分ほど経って、無事、頂上の「おにゅう峠」に到着。峠付近は広く、展望がよかった。



 天気がよかったらもっと良かったのに・・・と思いながら撮影。ここを下ると若狭地方に入る。もっと楽に行くルートもあるのだが、あえてこのような道を通って峠越えをするのも、また面白い。



 頂上付近で、↑の画像に写っているセダンに抜かれたが、頂上で一緒になった。セダンに乗っていたのは、初老の男性。少し話をしたあと、鳥の撮影をするために、山へ入っていかれた。雲行きが怪しくなってきたが、峠は静かで落ち着いた。
 ここからは小浜に向かって下り。アメリカの「オバマ大統領」と同じ名前の町ということで有名(?)になったが、そんなシャレは通じない下りとなる。登ってきた滋賀県側と比べて、下る福井県側は、所々の急坂はコンクリート舗装がされているので、幾分気は楽。ただし、湧き水で濡れている所があったので、注意が必要となる。このF650GSダカール、車体が重いのが功を奏してか、そういった場面でも滑らずに走ることができた。取り回しには苦労するが、いざとなっても安心して走れる性能は大したものと思う。



 無事、福井県側の舗装路に到着。振り返ってみると、ダート林道は何度か踏み入れたが、このように全線走破したのは、今回が初めて。いつもはどこかでUターンして戻ってきていたので・・・今回の林道は初心者向けとのことだけど、本当の林道初心者にとっては、なかなかスリリングで冒険となった。これで、スピードを上げてコーナーを砂塵を切って走れたら格好いいのになぁと思う。



 1時間くらいのダート走行だったか、車体、特に下回りはドロドロになった。まぁ「ダカール」という名のバイクだから、これくらい汚れていないといけないのだろう。ここから先は走りやすい舗装路となって、小浜市内に入っていった。


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