HIRO-P'S ROOM

撮影場所:和歌山県串本町 橋杭岩 2024年3月

信州ツーリング2012春 PART4

2012-08-26 22:08:04 | バイクロングツーリング


 もう夏が終わりというのに、今年GWに行った信州ツーリングの記事がようやく最後になりました。

PART4 山の変わりやすい天気

3日目 5月6日

ルート:美ヶ原→(ビーナスライン)→霧ヶ峰→(ビーナスライン)→白樺湖→(R152)→諏訪IC→(中央道・東海環状道・伊勢湾岸道・東名阪道・名阪国道)→針IC→自宅

距離:426km

  

  

 前日のガイドで早朝に「王ヶ鼻」への散策があると聞いていたので、今朝は早起きして6時30分からのツアーに参加する。ここ美ヶ原には、ビーナスラインの未開通区間があり、このわずかな区間の未開通により、この標高2000mの世界がいまに至るまで開発の手から逃れられている。この未開通区間は、車1台が通れる幅の砂利道となっており、今回はホテルの通行許可されたマイクロバスで「王ヶ鼻」へ向かった。
 マイクロバスは通常のより背が高い4WD仕様。よく喋る運転手をされている館長さんによると、この王ヶ鼻に外来の植物を持って来させないために、基本はこのバスはここでしか使用せず、もし下界へ行った時は因縁に下回りを洗車してそれを防いでいるとか。いつも何気に景色のいいところを走っているけど、なるほどバイクであれタイヤやマフラーについた外来の植物の種が地面に落ち、その地の植生物に影響を与えているかもしれない。
 色々ガイドを聞いている間に、「王ヶ鼻」近くのアンテナ塔の近くに到着。ここから徒歩で「王ヶ鼻」へ向かう。



 残念ながら、もやがかかっていて、晴れればアルプスの山々や松本市街地が見えるというのに、ほとんど見えずじまいだった。運が良ければ「雲海」になるというのにそれも現れず。まぁバスに揺られて来ているから、仕方がないか。



 「王ヶ鼻」付近は、石仏が立てられ、荒涼な景色が広がっていた。



 ホテルに戻り、朝食を取り、さあ出発という時になって、霧が出てきて雷も鳴ってきて、雨も降ってきた。典型的な山の天気の崩れ方。霧や雨は仕方がないにしても、雷は困るなぁと思っていたら、ちょっとマシになってきたので、出発することにした。標高を下げるにつれて、雷雨は収まったけど、晴れたり、霧になったり・・・



 いつもは賑わっている霧ヶ峰もこの通り。閑散としていた。もう何度も通い慣れたビーナスラインだけど、こんなに天気に裏切られたのは今回が初めて。





 白樺湖に着くと、再び雷雨になってきた。せっかくここまで来たのだから、もうちょっと走りたかったが、おとなしく帰ることにした。R152を南下し、茅野市でガソリンスタンドに入った途端、ドッカンドッカンと近くに雷が落ちて、ビックリした。バイクに乗っていると、空が光らない限り雷が鳴っていることは分かりづらい。幸い10分ほどで雷雨は収まり、事なきを得たが、この日は別の所で竜巻の被害もあり、大気の状態が非常に不安定だった。

  

 諏訪ICから高速に入り、中央道→東海環状道→伊勢湾岸道→東名阪道→名阪国道の順で帰ってきた。このルートは山あり海ありのルートだけど、何度も走るうちに慣れた。伊勢湾岸道に入るころから晴れてきて、刈谷PAでカッパを脱いだ。今回のツーリングはちょっと雨が残念だったかな。それでもいつも夏に走っていた信州、この時期はまた季節感が全く違って、雪壁の中を走ったりできたのはよかった。今後の休みの予定を考えても、今年、信州に行けるのは、今回が最後かな。このところ、更新が遅れがちになってきました。7月、8月と泊まりがけのツーリングに出かけたけど、また少しずつ投稿していきますので、お楽しみに!



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