HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

能登半島一周ツーリングPART3

2010-07-16 22:42:25 | バイクロングツーリング


 5月4日 2日目 PART3 奥能登へ向かう

 ルート:千里浜→(県道2・R249他)→和倉温泉→(R249)→宇出津→(県道35・R249)→見附島



 2日目の朝、民宿の暖かい朝ご飯を畳み敷の部屋でいただく。最近、旅先では洋式の朝食が多いので、こうやって和食をいただくのは落ち着いてよい。ここの民宿はなんと玄関の中に「つばめ」の巣があって、朝から「つばめ」の声が賑やかだった。前日、道理で廊下に「つばめ」が飛んでいたわけだ。玄関の中に巣があるわけだから、夜もし扉が閉まった後に「つばめ」が戻ってきたらどうするのか不思議だけど、外敵や気候の心配なく、安心して子育てができそう。いっそうのこと、「つばめ旅館」でも名前変更してみたら(?)と思ってしまう。
 民宿の女将さんによると、天気がいいのはG.W.に入ってからで、それまではうっとうしい肌寒い日々が続いていたそうだ。いい時期と重なったのかもしれない。



 民宿を出発し、中能登と言われる地域を走る。県道2号線を使って、能登半島の左側から右側へ一気に駆け抜ける。今日の宿泊地は輪島なので、反時計回りで海岸線沿いを能登半島最北端まで行くことにした。名高い和倉温泉には9時過ぎに到着、大して地図を見ていなかったのに、和倉温泉の外湯の前まできたが、さすがにまだ走り出して間もないので、今回は入らない。和倉温泉を過ぎると海岸線沿いの道となる。今日気付いたのだが、この地域を走るライダーは、結構な確率で「ピースサイン」を出してくる。最近はめっきり「ピースサイン」を出すことは少なくなっていたが、旅ライダーとして連帯感が生まれてきて嬉しくなってくる。天気もよいし、奥能登へ向かうにつれて、ローカル色が深まってきた。かなりいい感じのツーリング日和になってきた。





 宇出津(うしつ)の町から今まで走ってきたR249を折れ、県道に入る。九十九湾(つくもわん)という美しい海岸線に海中公園があったので、寄ってみた。2枚上の写真のような石が並べてあって、そこを跨いで海岸線を歩ける周遊路があった。下は海で、深さはないものの、海の上を歩いているような不思議な感じのする周遊路だった。海が穏やかだからいいものの、荒れていたらかなりのスリルが味わえそう。所々浜になっていて、先を急ぐたびでもないので、のんびりと過ごす。





 海中公園の後は、男一人で行っても意味のない(?)恋路海岸を素通りして、見附島(軍艦島)までやってきた。この辺りは、ボクが高校生の時に旅行で訪れた場所。その時は気の合った仲間同士でプランを組んで、鉄道で先ほど紹介した九十九湾に立ち寄ったりしながら、この軍艦島のそばにある民宿で一泊した。春休みで寒波が流れ込んで、この辺りは雪化粧をしていて、この軍艦島も孤高の存在に見えたのだが、今日来てみて、この辺りの大観光地であったことに驚いた。観光客がほとんどいないのんびりとしたところと思っていたのだが・・・実際は大駐車場完備で観光客がひっきりなしに訪れる。まぁ「旅」を始めた頃に訪れたところで、旅の面白さとか醍醐味とか味わい始めたころに訪問したところなので、思い出がある。そう、その時、ここで泊まった民宿でそれまで食わず嫌いだった、「刺身」が舟盛りで出され、初めて食べた「刺身」のうまさに感動した。それ以後も旅で新しい発見や経験をしてきたが、その初めの発見、経験がこの辺りの地域だったので、懐かしく感じた。



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