昨年の11月、当ブログで紹介した「たこフェリー」。高速道路1,000円の波に揉まれて惜しまれながら休止されてから、もうすぐ1年が経とうとしていますが、昨日の朝刊で、今年12月に再開が予定されている記事が載っていました。記事によると、小型のフェリーを1隻購入して、徒歩、自転車、125cc以下の自動二輪車を運ぶというもの。従来の「たこフェリー」の乗り場は使わずに、徒歩と自転車を運ぶ高速船「淡路ジェノバライン」の乗り場を使い、1時間に1便程度の運航を予定しているとありました。車は載せられず(実際は5台は載せれるそうですが)、バイクも125cc以下なので、ボクの乗っているバイクでは無理。「たこフェリー」が廃止となって、原付や小型バイクはトラックで運ばない限り、実質淡路島へ渡れなかったので、これらバイクには朗報といえそうです。
関西に住んでいる人なら、一度は聞いたことのある「たこフェリー」。船体に描かれた楽しいイラストが、明石海峡大橋の通行料が高かった時代、親しまれていました。’05年の10月連休に乗った時は、1時間に2~3便もあったのに、待たされた覚えがあります。それが高速道路1,000円に伴って利用客が激減して休止に追い込まれてしまったのです。
昨年の11/7に利用した時は、1時間に1便、1隻での運航になっていました。まぁこの時は今年の3月に再開するなんていう話も聞きましたが、色々すったもんだあったみたいで、再開なんてもうないのではと思っていました。新聞記事には、今後は二輪や観光客の声に応えるとあり、小型になるとはいえ、手軽に「船」で再び明石海峡大橋を楽しむこともできそうです。
バイクツーリングには、かかせないフェリー。↑は今年のG.W.に行った「安芸灘とびしま海道」で岡村港から今治港へ渡った時に使ったフェリー。1日4便の小型フェリーでの瀬戸内海の船旅。瀬戸内海に浮かぶ島々や来島海峡大橋をくくる、穏やかな1時間の船旅です。
↑も今年のG.Wに徳島港から和歌山港へ渡った時に使った「南海フェリー」。紀伊水道を通るので中型のフェリーで、時間帯によっては、淡路島に沈む夕日も見れます。こちらは2時間の船旅で、甲板に出て海を眺めるのもよし、客室でのんびり横になって疲れた体を休めるのもよいフェリー航路で、四国ツーリングの際には、よく利用します。
飛行機や新幹線、高速道路に押されてすっかり影が薄くなったフェリー航路ですが、忙しい毎日を忘れて、のんびり船旅というのもいいものです。
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