先週、西国33ヵ所巡礼の29番寺を紹介しましたが、今年の1月2日に28番寺を御参りしていて、記事が途中となっていたので、今日改めて書きくわえて投稿します。
ようやく本日から気温が下がってきて、冬らしい気候になってきました。ボクの住んでいるところは盆地なので、この時期は凍てつく寒さ、雪は積もらないまでも、霜が毎日のように降りるというのに、この冬、霜が降りたのは数えるくらい。朝、はく息もほとんど白くないという、ここ数年の間では無かったような暖冬が続いています。まぁこの暖冬でスキー場の人が雪が積もらなくて大変な思いをされていたり、農作物への影響も気になるところですが、この時期でも行き先を考えずに、バイクツーリングができるのはありがたい限り。
1月2日は例年なら考えもしない天橋立方面へバイクで出かけてきました。
ルート:自宅(奈良・橿原)⇒(京奈和道)⇒城陽IC⇒(R24)⇒久御山IC⇒(京滋BP・京都縦貫道・綾部宮津道)⇒与謝天橋立IC⇒(R178他)⇒成相寺⇒(R178・県道605・R176他)⇒舞鶴西IC⇒(舞鶴若狭道・京都縦貫道・京滋BP)⇒久御山IC⇒(R24)⇒城陽IC⇒(京奈和道)⇒自宅
距離:355km
新年初ツーリング。昨日の天気予報を見て、最高気温が10℃超えてる。日本海側へ走りに行っても大丈夫と確信して自宅を出発!昨秋走って便利と感じた京都縦貫道で北へ目指す。でもやっぱりこの時期だから京都市内を抜けて亀岡市内に入った途端、メーターの気温計は2℃(*_*) しかもこの辺りは霧が出やすいようで、晴れてるけど視界不良…まぁ亀岡市内を抜けて園部を過ぎたあたりから気温が幾分上がって霧も取れ走りやすくなってきた。
与謝天橋立ICから一般道に入るころには気温も10℃を超え、日本海側だというのに暖かく感じる。正月ツーリングでこんな気分になれるのも珍しい。
ナリアイジ
28番寺 成相山 成相寺(京都府宮津市)
天橋立に近づくにつれて、渋滞が発生していた。おそらく股のぞきで有名な「傘松公園」へ向かう観光客の車だろう。今日はそこには行かないので、ふと左側を見ると細い道があって、スイスイ走る車の姿が・・・行ってみると案の定抜け道で、バイクの機動力を生かしてそこから成相寺を目指す。西国33ヵ所のお寺は山の上にあることが多いけど、このお寺も例外ではなく山の上にあった。しかもF700GSの軽さをもっても、かなりの急勾配。バイクで来る時はバランスに要注意!実際、入り方を間違えた車が上がらない現場を見た。
そんな中で駐車場にバイクを置き、本堂へ向かう。穏やかな日差しで予想していた寒さとは無縁だった。
今回御参りした成相寺。実はこの近所は2012年7月に訪れている。天橋立が展望できる傘松公園。成相寺はこの奥にあり、写真のシャトルバスで来ることもできる。そうすればリフト&バスで先に書いた急坂をパスすることができるけど、傘松公園は人気スポットなので、混雑は必至。どちらを選ぶかはその混雑と相談となりそう。
思わず願ってしまったこのお地蔵さんの名前は「一願一言地蔵」。これで「ひとことじぞう」と読むらしい。看板によると「唯一願(ひとつねがい)」を一言でお願いすれば、どんな事でも叶えてくださるというありがたい地蔵らしい。今日現在、未だ願い事が叶っていないけど、パンフレットにも「願い事必ず成り合う寺」とあり今後に期待したい。
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御参りの後、「日本一のパノラマ展望所」へ向かう。何が「日本一」なんだとさらに急坂を登ることしばし、絶景が広がった。天橋立と日本海が一つに見れるスポット。傘松公園から見る天橋立も良いけれど、さすがにこちらの方が標高が高いので、気持ちがいい。こんなスポットがあるのは知らなかった。
山から降りて、舞鶴まで海岸線沿いを走る。国道から離れて素朴な漁村を繋ぐ道を走る。ホンとこの時期なのかと思うくらい穏やかな天気、穏やかな日本海。例年なら雪で大変なんだろうな。
舞鶴西ICから高速に乗り、帰路に着く。京都縦貫道に入り、唯一のSA、京丹波味夢の里へ入る。ここは道の駅となっていて、今回が初訪問。丹波の特産品が並んでいて、SAというより本来の道の駅の色が強い感じ。施設内はゆったりしていて、グループツーリングならここで一休憩するのが良さそう。今日一日穏やかだったとはいえ、日の長さは例年と変わらない。ここで日暮れの時間となり、京都市内からはナイトランとなって自宅へ帰った。