2018年12月15日(土)
秀麗富嶽一二景 二番山頂 牛奥ノ雁ヶ腹摺山より望む富士山
山梨県大月市が選定した「秀麗富嶽十二景」を望む12か所の山頂へはいずれ登ってみたいと思っていました。 行くならやはり富士山が見える日に行きたいし、そんな天気の良い日にはまた別に登りたい山もあったりして。 とりあえず、十二景一番山頂の雁ヶ腹摺山&姥子山には大峠までの林道が通れるうちに行ってみたいと思いながら今年も12月の冬季閉鎖(12/10~)を迎えてしまいました。
そもそも12月に入ったら山には行ける様子もなかったので、12月10日を迎える前にシュンとしていたのですが、15日(土)を迎える週までがんばって学年末処理をした結果、天気の良さそうな土曜日に外出できそうな見通し! そりゃもう頑張りました!w
予報では天気がよさそうなものの風が強そう。 けれど猛烈なほどは吹かない?と踏んで目的地を探る。 大峠は先ほど言った通り閉鎖ですが、一本隣の上日川峠に向かう林道は開いている。 途中にある「ペンションすずらん」さんに電話をすると車を停めさせてくれるとのこと。(冬季のみ) ならば、そこから登れる秀麗富嶽一二景 二番山頂 牛奥ノ雁ヶ腹摺山だぁ~!
しっかりした駐車場に停められそうなのでトレッキングさんにも声をかけて行ってきました!
すずらんさん到着 7:00を目指して向かうとトレッキングさんもすぐに到着。 早朝からペンションのトイレを借りられるかはわからなかったので、高速道路で済ませておきました。 バス停は「すずらん昆虫館前」ですが、ペンションすずらん敷地内に「すずらん昆虫館」があります。 この道路もペンションすずらんさんの先から上日川峠まで、1月7日になると冬季閉鎖です。
登山口はすずらんさん前の通りを挟んで向こう側。(7:24)
この辺、風はまったくありません。 ですが、日影で空気はとても冷たい!
少し登ると林道に出ました。 この林道が湯ノ沢峠に向かっているのだなぁ~。
するとこの景色! いやいや、素晴らしぃ~! これは期待大です!!
シカ避けネットを開けて進みます。
しばらく進むと奥に見えるのが大菩薩嶺?と思いましたが、熊沢山だったようです。
少し左に振ると八ヶ岳、金峰山、北奥千丈岳、甲武信ヶ岳。
photo by トレッキングさん
樹林帯であまり見晴らしの良くないトレイルを登ると、登山道から少し突き出した「パノラマ岩」がありました。
良い眺め~!! 足元には大菩薩湖。 その先にぐるりと白い頂が見られました。
これを見てNHKの「南アルプス大縦走! 天の稜線をゆく」を思い出しました。
黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登り、そこから12日間かけて聖岳へ。 小林千穂さん、すごかったなぁ~。
右手前から北奥千丈岳、金峰山、八ヶ岳。
更に登ってゆくと周囲が縞枯れ現象のようになってきました。
その奥に富士山。
足元は薄いながらも雪が積もっています。
photo by トレッキングさん。
雪が解けている場所も気温が低くひどい泥濘にはなっていません。
そして山頂! 到着しました~!!(10:00)
秀麗富嶽一二景 二番山頂 牛奥ノ雁ヶ腹摺山より望む富士山です。
富士山手前は三つ峠山。
南アルプスの山々
富士山左手前に黒岳。
この日は小金沢山まで行ってから牛奥ノ雁ヶ腹摺山に戻り、時間があれば黒岳往復を考えていました。
結局違うルートに変更しましたが。
ひとしきり写真を撮って記念撮影。
山頂名板には Mt. ushiokunogangaharasuriyama.
最初の u は大文字が良かったんじゃないかな。 にしても、長い。w
photo by トレッキングさん
場所によっては木が被るのですが、奥多摩~奥秩父~長野~南アルプス~富士山とグルリ美しい景色を眺め、
おやつ休憩もして楽しみました。
さて、先に進みます。
このような笹原と樹林帯を交互に、アップダウンを繰り返して進みます。
樹林帯は陽が届かず、とてもひんやり! 冷蔵庫内みたい!
何度かの登りを経て。 あれ? また登るの? と何回か思ったりしながら。
笹原になると良い景色が広がります。
左端ちょこんと高いのが雲取山。 そこから石尾根。
右奥には御前山、大岳山、三頭山の奥多摩三山が並んでいます。
手前、三頭山の方に伸びている尾根が牛ノ寝通りでしょうか。
やや振り返り気味に見ると、右端が歩いてきた尾根、中央に雁ヶ腹摺山。
その左奥は丹沢の山々でしょうか。
そして小金沢山到着!(11:26)
標高 2,014m。 ここでも風はなく、日向は暖かい。
そしてこちらからの富士山も良い眺めですよ~。
つづく。