2018年11月11日(日)
子供の頃、家族で「小河内ダムにドライブに行こう!」と行ったことがあるような記憶があります。 その後も何度か奥多摩には行ったような気がしており、小河内ダムのある奥多摩湖にはドラム缶橋があることはずっと知っていました。
が、そのドラム缶橋を渡ったことがなかったのです。 随分昔から「一度渡ってみたいなぁ~。」とは思っていましたが、ものすごく興味があったわけではないし、そもそも奥多摩湖に行こうという気持ちがそれほどなかった。 なぜなら奥多摩湖って地元では結構有名な心霊スポット。 それが本当かどうかは別にして、このダムの建設に87名もの犠牲者があったのですねぇ。。。
それでも最近は周辺の山も気になるし、東京にこのような素晴らしい自然があることを尊く思い、行ってきました! 大岳山にも登ったことだし、奥多摩三山は是非登ってみたい。 三頭山に登るならドラム缶橋から、と決めていました!
そのドラム缶橋付近の駐車場、大きなものがないため、行くなら月曜日と思っていました。
この週も当初月曜日の天気は良さそうだったのに、日曜日に「快晴」マークが並んだもので、
「せっかくなら晴れて紅葉も遠くの山もきれいに見える日に行くか。」と張り切って早起きして行きました。
左のスクショは登っている当日に撮ったものです。(^-^;
が、着いてみると暗く、低く垂れこめる雲。 しかも6時半前に着いたときには既に車は停められず。。。「どうするかなぁ~。」と湖の周囲を少し偵察し、もう一度戻った時には駐車場が空いていました! ラッキ~♪ この辺釣りの方もたくさん来ているので、その方が帰ったのかもしれません。
ちなみに、私はこの峰谷橋駐車場が空いていなければ近隣の駐車スペースを探すか、都民の森から最短ルートで三頭山に登ろうと思っていました。 が、ここから都民の森駐車場に向かうには少し知識が必要です。 奥多摩湖から都民の森に向かうには青梅街道を深山橋でR139に入り、その後湖畔の奥多摩周遊道路に入らなければなりません。 が、この奥多摩周遊道路は夜間規制があり、朝の9時にならないと通行できません。 ですから、最悪都民の森に向かうことになれば 7:00~9:00まで時間つぶしをする羽目になったかも、ということです。
なお、都民の森には桧原村がわから入れば道路に時間制限はありませんが、都民の森駐車場オープンの時間が通年 8:00ですので、注意が必要です。
車も停められ、天気は悪そうですが意気揚々と向こうの赤い橋を渡って、トンネルを抜けて待望のドラム缶橋を渡ります!
橋の上には釣り人さんが何人かいます。
陽が射せばもっと美しいでしょうが、紅葉も良い具合。
来ました~! ドラム缶橋、渡りますよ~!!\(^o^)/
というか、「どこがドラム缶?」と思われるでしょうが、昔は本当のドラム缶だったのです。
現在は進化形、ポリエチレン・発泡スチロール製の浮子です。
ここは麦山の浮橋と呼ばれ、もう一つ留浦の浮橋というのもあります。
さぁ~、渡ってますよ~♪(*^o^*)
つなぎ目でガッタンとなったりします。w
湖面に立てば360度山に囲まれるので、お天気が良ければ紅葉もきれいでしょうが。。。
なんとなく到着時より雲が流れて行っています。
こちら側は順光ですから、まだきれいですね。
さて、ドラム缶橋を渡り切り、なんだかもう「ハイライトしゅ~りょ~!」という感じでしたが、
ここから三頭山の周回は結構な距離があるのです。 しっかり行かないと!
湖畔の道を少し歩き、奥多摩周遊道路に上がって登山口にむかいます。
なんとスミレが咲いていました。
手前の山の向こうに高い山々が見えてきました。 石尾根なのかな?
ここから山に入ります。(7:30)
この時間はまだ車が通っていないので良いですが、ワインディングロードを楽しむドライバーも多いので、
車やバイクが通る時間帯は注意が必要です。 ご覧の通り歩道がほぼないのです。
登り始めるといきなり急登。 急登続きで見晴らしもないので、珍しく写真をあまり撮っていません。
植林帯を抜けたのか、紅葉がきれいです。
お花はこのコウヤボウキがたった一輪。
まずはイヨ山を目指すのですが、急登続きで「まだかぁ~。」とへたばりそう。
他の人はどうしてあんなに速く歩けるの?(+o+)
まぁ、紅葉でも眺めながらゆっくり行きます。
あれはどこのお山だろう? ぜんぜんわかりません。
ようやくイヨ山。 CTより10分遅れくらい。 まぁ、いいじゃないか。
次はヌカザス山に向けて登ります。 ここから更にCT1時間。
見晴らしは良くないけど、向こうの尾根がきれいだなぁ~。
自分の頭上も良い感じ。
せっかく登ったのにアップダウンがあります。
これは登ってきた所を振り返ってみた。 急登なのがわかるでしょうかぁ~?
そしてヌカザス山。 おぉ。 糠指山、なのね。
ここまで結構疲労感ありました~。 でもCT1時間の所を記録では42分。 ちょっと信じがたいが。w
おやつを食べて元気を出しましょう!
紅葉の向こうに見えるのが山頂ならいいのだけど、たぶんあれは入小沢ノ峰。
山頂までまだ約1時間半ほど歩きそうだから。
入小沢ノ峰に到着。 もう紅葉は見られません。
そう言えば、こちらのコースでは数組の人にしか会わずとても静か。
ここから山頂への稜線は東京都と山梨県の県境です。
しばらくなだらかに歩き、向こうの山が山頂? ちょっと遠すぎるよね?
と、思っている間に鶴峠分岐。 また登りかぁ~、と。
ここから CTは 40分。
しばらく登っていると上の方から賑やかな声が聞こえてきました。
すると程なく山頂でした! と~ちゃ~く!(11:10)
今までの静けさとは裏腹に、大混雑、大賑わいの山頂でした~! つづく。
最初のドラム缶橋の写真、すごくいい!❤️❤️
ホリデー快速もあるので時間もそれほどかからない?
けど小河内ダムやその先にはバスにも乗らなくてはならないので、
心理的には遠いですかね。
車で行けば日光よりは圧倒的に近く、
ガソリン代も高速代もかからず助かります。
もっともここは東京と山梨の境ですけどね。