2015年4月26日(日)
山頂に到着し、ひとしきり景色を眺めてからお昼ごはんを食べました。 GWだし人気の残雪の至仏山ですからもっと人でグッチャりしているかと思いましたが、そうでもありません。 まぁ、まだ午前10時って言うのもあるのかな。w
そしてご飯を食べ終わったら再び地図とカメラを持ってこの素晴らしい景色を堪能します。 山に登り始めて、やはり一番気になるのが「連山見えるかな?」ということです。
さすがに近い奥白根山は登り始めから良く見えていました。 日光連山は。。。? しばらくわかりませんでしたが高度があがるにつれ、わかるようになってきます。
尾瀬方面からは田代山や会津駒ヶ岳から連山を眺めたことはありますが、なかなか日光(宇都宮方面)側とは反対の位置から見ているというのがすっと来ません。
やまとそばさんに教えていただきながら、ようやく理解できてきます。 上の写真、一番奥の山々、右の方からピラミダルに飛び出す二つの山、右が
至仏山山頂から見て奥白根が南東方向。 そこからグルッと反時計回りに行きます。
なんでも正面に見える物は南と思ってしまう単純な私ですが(だいたいどこが正面だ、とw)、尾瀬ヶ原そしてその向こうに見える燧ヶ岳は北東方向。 そして燧ヶ岳のすぐ左に見えるのが会津駒ヶ岳。 そうだよなぁ。 会津駒からは燧ヶ岳の向こうに至仏山が見えたのだから。(平ヶ岳だと思っていたのはここだけの秘密)
そして会津駒が写真左の方に伸びているようで「左に向かってゆく尾根がキリンテの方にゆく尾根ですか?」と伺うとやまとそばさん「違いますよ。手前に伸びてくる尾根が大津岐峠方面です。」と。「あぁ(;´д`)そうか。」
北に目をやればこちら中央が本物の平ヶ岳。 写真右端奥には飯豊連峰も見えるのですが、この写真ではわかりにくい。
さらに北西方向には写真右端奥、双耳峰のように見える越後三山の越後駒と中ノ岳、左の方に巻機山、らしい。(^o^;
ちょっと違う所からもう少し引いて。 手前至仏山山頂の北側には雪がまったくないのにも驚かされます。 もともと強風で雪が付きにくいのだそうです。
西の方にはならまた湖越しに谷川連峰。 後方には苗場山、もっと奥に見えるのは何でしょう?
そして歩いてきた南の方向を振り返れば小至仏山と武尊山。
とにかくすごい景色で白い山々がきれい! 一人で「うわぁ~!」と思ったり、地図を眺めてトンチカンな山座同定をするより、一緒に「きれいだねー!」と言える相手がいて良かった! 山を教えてくれる友達がいてありがたかった!
ということで、こういう景色がお似合いのスキー部の皆さん。w
photo by トレッキングさん
私も入っちゃいましたよ~!\(^O^)/
さて。 名残惜しいですが下ります。 ここからは可能な限りヒップソリで滑り降り~! 私はヒップソリを持っていなかったので、yukoさんが貸してくださいました。 春のグズグズ雪はすぐに濡れるのでここでカメラはコンデジにチェンジ。
下の方に見える小屋、山の鼻を目指して Go!
爽快だよーっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"
グズグズ雪は割と制動が掛けやすく、そんなに高速にならないのがワタシ的にはグッド。w
下の方にち~さな3人が見えますか~?
このロングラン、行きますよ~!!
では、皆さんもちょっと疑似体験!!!
↓ Go!
photo by トレッキングさん
「行くずらぁ~!」「早く行けずらぁ~!」
ヒャッホ~ッ!!
ある程度の所まで下ったら、森をトラバースして山の鼻を目指します。
あ~、楽しかったね~! 歩かずに到着するのっていいねぇ~!w
photo by トレッキングさん
そして、雪の湿原を歩きます。 後方には登ってきた至仏山が。
夏、ここがどんな風になっているのか、やっぱり見てみたくなります。
正面には燧ヶ岳が。 先ほどまで正面に見ていた燧ヶ岳もここからは随分高いお山。
こちらもいずれ登ってみたいよ。
やまとそばさんの背中には手作りのヒップソリ! これが滑り心地良いんだ!w
山の鼻でトイレとおやつ休憩をしたら、戻ります。
楽して下った後は登らなきゃいけないらしい。。。
まぁ、山の鼻から鳩待峠までは登ると聞いていたけど、終盤に行くほど急でねぇ。。。(ToT)
ほんとにこの最後の一時間がきつかった。。。
そんな疲れ果てた帰路から見上げる至仏山。
やっぱり来て良かったなぁ。 また来たいなぁ。
グリーンシーズンにも来るかなぁ?
などと、思っていたのでした。