2016年8月8日(月)
イタリア・シュクルイのコルに建つヴィエイユ小屋
8月7日(日)、午前中にラックブランから下山しました。 お昼過ぎにはプラの公園からチャーターしてあるバスに乗り、モンブラントンネルを通ってイタリアへ入国です。
その前に、シャモニのホテルへスーツケースを取りに向かいます。 ホテル前にバスを停めると可愛らしい観光用のシャモニ巡回バス?が走ってきました。
バスはボソン氷河の方へ向かいモンブランの麓を少し登って行きます。 途中ボソン氷河がとても近くに見えるような場所もありました。 そしてここがモンブラントンネルの入り口です。 警察官と銃を持った軍人のような人たちが見えます。
全長12km弱のトンネルを使って20分ほどでイタリアに抜けることができますが、週末などは大混雑で2時間ほどかかる日もあるとか。 この日も日曜日でしたから「渋滞するかもしれません」と言われていましたが、ス~イスイ。w
暗くなったらちょっとウトウト~。。。としてしまい。。。
気付いたら目の前にモン・チェティフが見えていた!w(右上の出っ張った所が山頂) 速いわぁ~!!
で、街の様子がやっぱり違う! シャモニより村っぽい感じ。 何で?
おぉ! 屋根に建つ小さなたくさんの煙突! 平たい石を乗せたような屋根!
ここはイタリア、クールマイユールの街です。
そして中心街のバスターミナルには牛が!w(オブジェですw)
奥に見える白い山の上に見える石峰はダンデ・ジュアンです。
宿泊のホテルに着きました~!
ホテルではやっぱり英語が通じるので、それ程イタリアに来たという気がしません。
それはシャモニでも同じだったのですけどね。
ホテルの前の道路からはこんな景色。 いいですねぇ~。
時間は午後4時ごろ。 夕食まで街を歩く時間もあったのですが、午前中までラックブランを歩いていたのでゆっくりお風呂にも入りたいし、翌日はヴィエイユ小屋泊ですから荷造りもしなくちゃいけないし、洗濯したいものもあったし、で同室のお友達とおしゃべりしながらそんなことをしていたら、あっという間に夕食時間になってしまいました。
ちなみに部屋にはベランダがあり、そこにビーチに置いてあるような椅子が2台ありました。 お友達と椅子を広げ寝っころがり「おぉ~!」と言いながら涼しい夕方の山の景色を楽しみましたが、その後そこに洗濯物を広げました。w 翌朝にはすっかり乾いて良かった! さすが速乾性の山素材!
この夜はここのホテルでの夕食だったので、前菜にラザニア、お肉料理、ティラミス、とイタ~リアンなお食事を堪能しました。
翌朝は8時朝食、9時出発、だったのでぐっすり眠りましょう。。。
8月8日(月)。 目が覚めると快晴!\(^O^)/
目の前がこの日登るモン・チェティフの山です!
朝食はイタリアなのにクロワッサン。w 他のパンもあったのですけどね。
やっぱりハムやチーズが美味しくて、ヨーグルトもフルーツを入れていただきますよ。
街を抜けてゴンドラ乗り場へしゅっぱ~つっ!
小さな衣料品店、スポーツショップ、パン屋さん、ジェラート屋さん、お土産屋さん、レストラン、などがとても魅力的で、ここにも何日か滞在してみたかったですけどねぇ~。
バスターミナル到着。 ここでちょっとツアーリーダーと白野さんを待ちます。
巨人のアイゼンのようなベンチ。
柵にはピッケルとロープ。
白野さん達が到着! ザックから飛び出しているのは長~いバケットです。
この日はサンドウィッチ屋さんが開いていなかったので、ツアーリーダー鈴木さんと白野さんがバケット、ハム、野菜などを調達してきてくれたのです。
山の上でみんなで食べるんですよ~! 楽しみ~!! それにしてもムシュー白野はバケットが似合う~!(*´д`*)
ホテルから街を抜けて20分くらい歩いた所でしょうか。
ダンデ・ジュアンが間近に!
さて、ゴンドラに乗って行きますよ~!!
もう一本、リフトに乗り、降りた所から10分ほどダラダラ登れば。。。
ヴィエイユ小屋にと~ちゃ~くっ!! う~ん! ステキッ!!(^◇^)
後方に見えるのはエギュ・ノアール・ド・プトレイ(プトレイの黒い針峰)、
の後方に山頂が隠れているのがモンテ・ビアンコですよ。
リフトに乗っている時から気になっていたお花。
クロッカスくらい小さいのですが、たくさん咲いていて良く目立っていました。
「まさかサフラン!?」と思ったのですが、コルキクムというお花なんだそうです。
子供たちが牛と遊んでいます。(オブジェです。w)
ヴィエイユ小屋はまさにスキー場のゲレンデの中に建っているような感じで、
牛こそいませんでしたが、どこからか馬やロバが歩いてきます。
小屋の隣にあったのが馬小屋だったのかな? けど、写真はないのです。w
一番上の写真がリフトを降りた所から小屋に向かって歩いている所ですが、
この草地からギチギチギチと言う感じかな。 すっごいバッタの声?が聞こえるのです。
部屋に入り、三脚など重い荷物は置いてモン・チェティフ登山に出発です!
ここでは一つの部屋を私たちツアーで貸し切りで使えました。 二段ベッドがいっぱい置いてある部屋です。
そしてここでも水は充分に出て飲めますし、シャワーもありました。
トイレは水洗、男女兼用。 で、驚いたことに和式だったよ。w
photo by Kさん
ツアーで一緒だったKさんが馬の写真を送ってくれました!
こんな感じで3~4頭いたかな?
Photo by Kさん
部屋の写真もいただきました。
三脚の置いてあるベッドがまさに私の寝床です。w
一部屋が全て私たちツアーで使えたので、荷物など気兼ねなく置くことができて良かった!
ヤナギランの咲くゲレンデ林道を歩いて行きます。
わかりにくい画像。w
正面に見える斜面がモン・チェティフの麓と言う感じでしょうか。
さぁ、ここから山道です!
1枚目の写真~アルプスの少女・ハイジの風景になりそうな感じ、です。
日本よりもスキッと晴れ間が出ていますね~。
自然と家屋までもがマッチした素晴らしい景観からです。
小屋の周りはぜ~んぶスキー場ですよ。
スキーしない私でも滑りたくなるくらい。
スノーシューやアイゼンで歩くのもいいだろうなぁ~、と言う感じ。
街も場所によって文化を感じられて良いですね。
日本も前沢集落みたいな所を外国の人に見てもらいたいなぁ。
矢板あたりの大谷石で造られた蔵のある農家さんと、
田んぼ、りんご農園、なんかも好きですけどねぇ。
イタリアに抜けても素晴らしい写真の数々~イタリアは埃っぽいイメージしかありませんでしたが、アルプスは
良いですね。
どこを切り取っても素晴らしい風景~シャッターの切り
がいがあったことでしょう。
ヤマギラン、好きな花でもあるので、この花越しのカット
は良いなと思ってしまいます。
イタリア、埃っぽいのですか?w
イタリアはローマやヴェネチアなど古い町並みや、
古代遺跡などを是非見たい所ですが、
クールマイユールも良かったですよ~!w
ヤナギランもいっぱい咲いていて、
なんだか他国とは思えない雰囲気。
いる人たちも温かくて、居心地良かったです~。