思い出～

仏壇の前に座るといろんな事を思い出します。

お盆だから・・というわけではありませんが、亡くなっていった人は
私にはとっても大事な人でした。

祖父は・・生まれた時から私を愛し、大事に育ててくれました。
ピアノも買ってくれました。
祖父は音楽が大好きな人だったと思います。
学校の休みは祖父の家で毎日を送る事がとっても嬉しかった！

祖母は母を嫌いました。
俗に言う嫁・姑の闘いです。
でも、私にはよくしてくれました。

父は病弱な私のために一生懸命仕事をして病気を治してくれました。
厳しかったけれど・・私の音楽をとっても理解してくれていました。
父が大好きでした。
父との想い出がとめどなくあふれ出てきます。
父に似ていると言われることが好きでした・・実際似ているんです。

義姉は２９歳にして旅たちました。
とても聡明で美しい笑顔の人でした。
当時私は２０歳・・・この義姉が生きていれば
私の人生は随分変っていたといたと思います。

舅は苦虫をつぶしたような人でしたが私はとっても好かれていました。
音楽が大好きで、私のよき理解者でした。
４人の孫をこよなく愛し、夫をとても信頼をしてくれていました。
本当にお世話になりました。

姑は私が音楽療法の道に入るきっかけを作ってくれました。
どんなに苦しい事があっても決して表には出しません。
とても信仰心の厚い人で、そういう心で
孫を育ててくれたと言っても過言はありません。
本当に感謝をしています。
「死」への道を成仏への道を見せてくれた立派な女性です。

私はこんな素晴らしい人たちに囲まれて今まで育ちました。
まだまだ育っていかなくてはなりません。

「体力」は衰えていっても「やる気力」は育っていきたいのです。

これからも山ほど受けた恩を忘れずに・・合掌