白旗城
兵庫県赤穂郡上郡町赤松にある白旗城に行ってきました(2023年4月23日)。
細野登山口から登りました。
この城は、赤松円心が築いたとされる城で鎌倉幕府が滅びる直前の1333年に築いたとされる説と鎌倉幕府が滅びた直後の1335年に築いたとされる説があります。標高は440m、比高は390mで結構厳しい山城でした。登城口から城跡まで1.9kmあります。
最初に出くわすのが南西にある一番手前の堀切で、ここから先が城域になると思われます。その後、櫛橋丸、二の丸、本丸、三の丸とまわり、三の丸先の一番北にある堀切まで。ここまでが城域かと思います。
その後、二の丸まで戻って、南東にのびる道を歩いて伝・侍屋敷に向かいました。。その伝・侍屋敷跡の下には見事な石積が残っています。
更に東に進み(はっきりとした道はありません)、伝・大手郭とされているところに向かいました。ここには五段になった郭があり、それぞれの段に石積が残っています。一番上の段にある石積と一番下の段にある石積は、割ときれいな形で残っており、見応えがあります。一番下の段の石積は折れ曲がった石積で分かりやすいので、一度下まで降りてから、改めて一段一段確認しながら登ってくるのがよいかと思います。
この白旗城は二回目ですが、前回は伝・大手郭の石積を見つけることが出来ず、今回がリベンジとなりました。
櫛橋丸手前南西の堀切
櫛橋丸跡
本丸跡
三の丸北の堀切
伝・侍屋敷の石積
伝・侍屋敷の石積
伝・大手郭一番下の段の石積
伝・大手郭一番上の段の石積
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