2016年5月12日、二の丸の県立美術館前から撮影したものです。
こうやってみると地震前とあまり変わらない。近くに行くと崩れたところも目の入ってきますが、離れると樹木の葉っぱで見えなくなり・・・。
ここからは2016年4月29日に撮影したものです。
写真左が戌亥櫓(いぬいやぐら)です。
右は建物が三つ固まっていますが、右の大きいのが大天守、真ん中が宇土櫓、左が小天守です。ここはこの三つの建物がアングルを変えて見ることができるビュースポットのひとつです。それについてはまた後日書きますね。
今日のメインは戌亥櫓です!!!
地震後、踏ん張る石垣『一本柱』がとよく取り上げられています。
でも、その一本柱は飯田丸五階櫓もので、ここ戌亥櫓はなぜかなかなか取りあげられません。
ここも頑張っています!!! 必死に頑張っています。
悲しいことに戌亥櫓の横の石垣はひどい状態です。
これだけ崩れたのに、一本柱は踏ん張っています。今も必死に耐えています。
すごく苦しいと思います。きついと思います。でもこの強さが熊本城です。
※4月29日のときは今よりも二の丸の規制もゆるく、北側から戌亥櫓を見ることができましたが、今現在(5月18日)は規制がさらに厳しくなり、ここまで行くことはできません。
ここからは5月12日に撮影したものです。
見た感じは変化はありません。
現在も一本柱は頑張っています。
1625年(寛永2)、加藤家2代目忠広公の時代に大きな地震が起こりました。その時も天守や櫓が崩れ、木立ばかりが残ったそうです。今と同じです。でも、熊本城はちゃんと復興しました。だから、今回も時間はかかると思いますが必ず復興します。
熊本市内観光施設開館状況
⇒ 詳細はこちらを参照してください(PDFファイル)
少しずつですが、観光施設も開園できるようになりました。
電話 096-356-2333
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