二ノ丸御門跡の石垣の崩れは見るのが辛くなる

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2016年8月1日、熊本城北側の市道京町１丁目宮内第１号線が通れるようになりました。

⇒熊本城北側の市道京町１丁目宮内第１号線が通れるようになりました

今日はその中でまだほとんど手付かずの二ノ丸御門跡です。

二ノ丸御門跡の石垣の崩壊がひどいのはニュースで知っていました。

地震直後は市道まで石が転がっていました。道路が通れるようになり市道の石は撤去されましたが、そのほかはまだ崩れたままでした。 

 

2016年8月1日撮影 

あまりにも崩れがひどく、しばらくぼう然としました。

テレビや新聞で見ていても、実際に自分がこの場に立ち、自分の目で見ると違いますね。

地震から3ヶ月以上たち、熊本城の被害状況はいつも見ているのでかなり慣れたつもりでいました。

でも、やはり初めて目にするところは、胸がしめつけられます。

 

改めて、地震が夜、夜中に起きたのが不幸中の幸いと思いました。

ここは三の丸駐車場を利用する人たちが城内に入るために必ず通る二の丸御門跡です。

もし、昼間だったら・・・。 

 

 

 

私の中で石垣って崩れないものと勝手に思っていました。

熊本地震が起きる前までは。

こんな風になるなんて、こんな光景を見るなんて一度も想像したことがなかった。

それが今は、こんなに崩れた石垣を目の当たりにすることになり・・・。

 

 

 

雑草の強いこと、強いこと。

雑草の強いのは昔から知っていた。

でも、今回改めて強さ、たくましさを知った。

熊本の復興には時間がかかります。

ひとりひとりが雑草のような強さも持たないと復興はできないかもしれない。

でも、なかなか雑草にように強くなれず・・・。

それでも、雑草から、『強くなれ！　たくましくなれ！』と励まされ・・・。 

 

 

この二の丸御門跡はそれはそれは大きな御門でした。

熊本城の自慢のひとつです。

だから、どんな時間がかかっても、以前のように戻ることを願っています。

ここの道が通れるようになったから、ここの復興までの道のりは記録に残したいと思います。

 

 

   

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