感染する機会の最大な現象は、人込みで有る、いわゆる市中感染で、今の感染年代は20歳代が一番多い、人との距離が近く話す声も大きく、ウイルス持ちが混ざっていれば、感染を拡大する環境がMaxと言える。
我々高齢者は持久力が落ちているから、病気には神経質だ、時間も有るから病院は高齢者が来院しないと、経営に関わる大問題だ。
マスク着用は相変わらづに多い、飛沫を防ぐにはマスク以外にはないので、これは守られている、しかし複数で歩いて時に会話がなければ外しても構わない、常用の必要はない、マスクはケース by ケースで使いこなせば良いとの考えを持っている、日本の感染数が極端には下がっていないし、減る傾向では有るが少々の増加も見られるので、安心する時期ではない。
中国なんかの取り締まりは厳重だ、感染者が見付かればそのエリアをロックダウンする、今は人口の多い上海がその対象に成っている。
中国製ワクチンの効果はファイザー製等よりも低いと言われていた、現状は改良されたかどうかは知らないが、ワクチンを信用してない国民性は有る。
韓国も減ってはいない、入国者数を緩めているから空港での検査で見付けるしかない、出発国での体制がいい加減と思って、感染者は入国時に基本的な検査とQ&Aに答えてもらい、厳しく対応するしかない。
現状での感染状況はオミクロン型の派生型「BA.2}の比率が高い。アジアや欧州で増加していたが、今は米国でも感染者の半数がこれに感染している、死亡率は減っているが別の変異型の発見されている。
インドの新規感染者はBA.2に置き換わっている、英国やベトナムでは9割を超えている、米国は55%、日本は45%となっている。
重症化率は以前のオミクロン型と余り変わらないが、感染力は強いと言われている。世界では新型コロナに感染する傾向は多いが、死亡者数は低い傾向に有る。米国で2%、日本や英国では1%に届かない状況で有る。
治療薬も認可はされたが、BA.2での効果が見られないので、承認を取り消す地域も有る、「ソトロビマブ」と言う抗体薬で日本でも承認されている。
変異型「デルタクロン」が米国や欧州で見付かっている、これは体内でデルタ型とオミクロン型の2種類のウイルス遺伝子配列が混合して生まれた。
この変異型はまだWHOで命名されてはいないが数十件のデータが報告されている。BA.2に関して日本は世界の傾向よりは低く推移しているが、1週間単位でも上昇している、東京では4月1日時点で83%と高いので今月末頃には100%近くに増加するだろう、但し、感染力は強いが重症度は以前と大きくは変わっていない、ワクチン効果もほぼ同じ位と推定されている。