花ごよみ

映画、本、写真など・

善峯寺の秋明菊

2015-10-07 | 古寺(花など)
西国三十三所第20番札所の善峯寺。

今は秋明菊が境内の
至る所に咲いていて
訪れる人の目を楽しませてくれます。

色々な種類の秋明菊が咲いていました。

まだ紅葉のシーズンではないので
人も少なくゆっくりと散策出来ました。


桂昌院が再建した山門


























重要文化財の多宝塔


観音堂(本堂)




石畳の道
本堂と阿弥陀堂を結びます。


天然記念物の見事な遊龍の松、
樹齢約600年の五葉松
全長50数メートルあったが
松食い虫の被害にあい
10メートルあまり切断されたということです。
それでも驚きの松です。


もうもみじが色づいていました。


写真でははっきりとは写っていませんが
薬師堂のある所からは
京都市内を一望できます。

京都市西京区大原野小塩町

10月4日撮影






コメント (6)
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罪の余白    芦沢央

2015-10-07 | 本 あ行(作家)

罪の余白 (角川文庫)

妻を病気で亡くした安藤。
安藤の一人娘、加奈までもが学校で転落死。
娘の死を受け止められない父親。

安藤はクラスメートからの手紙を受け取る。
娘がなぜ亡くなったか真実を知りたい。
本当の理由を追求するため、
娘の日記を探す安藤。
同級生、咲は不安を感じ弔問に来る。

安藤の苦悩、
咲の悪意に満ちた身勝手な行為。
学校に存在する上下関係は残酷で
全く罪の意識がないのが
リアルな怖さを含みます。
咲のような女子高校生は実際に
存在する気が…。

早苗という人物はこの物語では
必要だったかどうか不明ですが
結構いいキャラクター。

復讐の機会を伺う父親。
二人の女子高校生、咲と真帆。
父親を支えようとする女性早苗。
この四人の視点で描かれた物語。

結構スリリングな場面もあって、
夢中になれるし、
話の展開が分かりやすく、
読みやすい小説でした。






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