アンダードッグス (角川書店単行本)
返還前の香港が舞台。
登場人物が外人ばかりで
名前を覚えられなくて、
最初に書かれている
登場人物の紹介ページを
何度も見直しました。
各国の諜報員が登場、錯綜する情報。
誰が見方で誰が敵なのか?
目まぐるしく変化する展開。
派手なアクションシーンの連続。
途中遂行の目的など
分からなくなってしまうところもありましたが
スピード感、緊迫感があって
十分楽しめました。
これだけ込み入った人間関係、情報を
破綻することなく書き上げたのは
さすがリボルバー・リリーの作家。
分厚い本でしたが
図書館の返却日が迫っていたので
あわてて読み始めました。
直木賞候補になったので
延長はできないと思い,
一気に読み終えました。
それがよかったです。
だらだら読んでいたらこの本のよさが
薄れてしまっていたかも。
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