骨を弔う
故郷で発見された人骨
小学生の時、山中に埋めた骨は
本当に標本だったのか?
いったいその骨の正体とは。
30年後、豊は骨の疑問を解くため、
昔の幼馴染達を訪ねる。
かつて仲間だった彼等、
時が流れ、それぞれが、
それぞれの問題を持ち
真実を解明していきながら、
本来の自分を見つけていく。
真実子は人骨を処分するため
わざと骨格標本を盗み出し、
土手に埋めておいて
本物の骨を仲間に遠くに運ばせた疑い。
やがて理由が明らかに。
ラストは予想外。
そして作者が女性ということが
分かりました。
事件解決と言うより登場人物が
生きてきた道筋を
辿るというストーリーです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます