花ごよみ

映画、本、写真など・

日本で一番悪い奴ら

2016-07-04 | 映画
監督は白石和彌



北海道警察で起こった実録犯罪の
暴露本がもとになっています。
北海道警の刑事・諸星要を綾野剛が演じます。
「S」と呼ばれる捜査協力者と
悪事に踏み込んで行き
落ちていく過程を描いています。


柔道の技量を認められて
道警の刑事になった諸星。
純粋な人物だった彼が
単に成績を上げるため
裏社会の協力者(スパイ)とともに
危ない道へと進んで行く。

諸星を誘う上司にピエール瀧。
手段を間違えていることに気づかない
無知な諸星が
悪の世界におぼれていきます。

転落の一途を辿っていく諸星を
見ていてバカかと思ったり、
哀れだと思ったり…

実在した犯罪というのもびっくり。
どこの警察もこんな感じなのかと
思わせてしまいます。

特に、終盤の薬に手を出し
ダメ人間になってしまった
逮捕直前の綾野剛の怪演が
見ものでした。








コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柳谷観音(楊谷寺)の紫陽花 | トップ | クリーピー 偽りの隣人 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんちゃん)
2017-08-03 22:30:28
 女の子たちがなかなか「やすもん」ぽくってよかったかも(笑)ってめちゃセクハラ発言。
 ピエール瀧も良い役から悪い役までこなせるいい役者さんになりました。NHKドラマでの「64」の主演は映画版の佐藤浩市よりも良かったし。

 
 
返信する
しんちゃんへ (kazu)
2017-08-03 22:56:35
こんばんは

女の子、そうでしたね。
ピエール瀧、どんな役でも
きちんとはまってしまいますね。
「64」もよかったですね。
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事