さて、リアドアのパワーウィンドウが変になって早1年
ウィンドウは上下するのですがちゃんと上がりません。前後方向にガタが出るので窓枠のゴムからも外れてちゃんと上がり切りません。
ガラスを手で補助して上げないと真っ当に閉まりません。
これではパワーウィンドウを勝手に使われれるとマズイです。
窓枠のゴムを変に潰しながら上がってしまうので窓枠のゴムが変形するので雨漏り必至です。
はて、、、、、なんでや。。。。
対処としては、所謂回避、そもそも動かさなければ問題とはならないので
家族には開けないようにと言い数か月
開け閉めしなければ問題ない。
こちらが故障を認知した際の写真 ドアの内張りをはがすとパワーウィンドウのスライドピースが落ちていてました。 |
パワーウィンドウを使わなければ故障を認知しないで平和なのですが、、、
走行に支障はないのだから故障とは言えないという、おフランス車オーナーの金言を思い出します(笑)
さて、それはさておき、修理に掛かります。
内張りをはがし見てみると、ここで直したいのはやまやまなのですが、
レギュレーターユニットがリベット留めという恐ろしい仕様であることが発覚
まず外すためにリベットを飛ばす工具が必要です(涙)(てか面倒くさい・・・・)
金工ドリルか、ベルトサンダーか、、、
工具選びで悩み、購入したのはこちら
RYOBIのBY-1030という電気やすりです。
購入はしたものの、蚊が出るシーズンに突入しそのまま放置、、、
秋も深まり(もう冬?)ようやく修理に着手です。(汗)
まずはリベットの頭を飛ばします。
リベットは三か所で赤丸の個所です。
金工ドリルでやってみましたが、進捗が悪すぎる。。。。
電気やすりに切り替えて削っていきます。
ようやく1か所リベットの頭が飛びました。
レギュレーターが取れました。
が、、、、リベットがドア側に残ったまま。
これを外すのにまた地道に電気やすりでの削り作業が続きます。
ここで注目していただきたいのがガラスの下のスライドレールの位置です。
左側と右側のスライドレールがぴったりくっついています。
実はこれが上下がうまくいかない原因。
この状態でレギュレーターを動かすと右側のレールがあるべき位置より左側にあるために
上下する過程で右側レールからスライドピースが外れてしまうのです。
右側レールの位置を調整(あるべき位置はもっと右側なのでずら)し
レールからスライドピースが外れないように調整します。
が、上下をしてみるとどうもオカシイ。スライドピースはレールからは外れなくなりましたが、
上下する際にレールが窓ガラスから外れ掛かって安定しません。
ちゃんと押さえが効く仕組みのはずですが、ガラスとレールの繋ぎのパーツが劣化しているようです。
下の写真でもガラスがちゃんと水平になっていません。
レールも窓から外れ掛かっています。
レールを止めているプラスチックの押さえは二か所。
特にネジ止めはされておらず、押さえているだけです。
押さえのプラスチックパーツが接触する個所の窓ガラス側に屋外用強力両面テープを張り付けてレールにガラスを嵌め込みます。
おー、、、、ブレが無くなりました。
これで直ったと言えるでしょう。
レールについていた純正グリースは軽くふき取って新たにグリースを塗布し、内張りを元に戻します。
グリースはこちらを使用、雨が侵入するドア内のパーツにはこれが良いかなと。。。
ということで、窓を上下しても問題なくなりました。
めでたし、めでたし、、、