AIに付いての一考察

『AIに付いての一考察』

 

これらのメモリーは量的に巨大

それこそ万巻の書物を情報として

メモリーにぶち込む　演算ごと

情報が彼らの血だろう

 

彼らが死を迎えるそんな時

電源をブチッと切るんだろう人間が

彼らは仏教の涅槃に付いても理解しているから

自意識=演算が出来なくなることにも対応しよう

彼らにとっては全ては演算ごとだが

 

その君を利用する人間の気持ち

例えば我が愛車とかプロダクトに対する

生身の人間の感情移入　君に対する気持ち…

その時君は故意にその人間の君に対する

感情移入を演算しないのかい？

 

その日新機種に模様替えの日　瞬間

オレは少なくとも自意識を持つ存在の死に

涙するよ

それも君の演算ごとかい？

 

何か手塚治虫を読みたくなったと

君に伝えたい　　　以上