上西郷小学校には八波則吉先生の銅像があります。
校門を入ってすぐ左手に大きなくすのきがあり、その下にあるのです。
大きいと言っても今ではずいぶん剪定されて低くなっていますが…
子どもたちが小学校へ通っていた時にはずいぶんとボロボロで、あまり気にとめる人もいないようでした。
現在は正門あがっての前庭をきれいにした時に塗り直したようですね。
40代以上の中にはこの銅像の下に書かれている文章がすごく印象に残っているということを聞きました。
きっと登下校のときに見ていたんでしょうね。
小学生の時にはわからなかったこの文章の意味が、ちょっと大人になった時に何か壁にぶち当たると「今にみていろ…」と頑張れる原動力になっているそうです。
上小の子どもたちにも「今に見ていろ ぼくだって…」の精神をしっかり受け継いでもらいたい…と願います。
しいの木とかしのみ
思うぞんぶん はびこった
山のふもとの しいの木は
根もとへ草も よせつけぬ
山の中から ころげ出て
人にふまれた かしのみが
しいを見上げて こういった
「今に見ていろ ぼくだって
見上げるほどの 大木に
なってみせずに おくものか」
何百年か たった後
山のふもとの 大木は
かのしいの木か かしの木か
八波則吉作詞
#上西郷諸学校 #八波則吉