烏囘

日々の戯言を書記す場。

補足

2008-11-06 22:34:50 | 日常駄文
地球温暖化、省エネ …反応するか?
…一旦、記事が消えました;
また最初から打ち直し…勘弁してくれ(苦笑)


今回は補足というか説明という名の思い出話をしようと思う。


という訳で、今回の記事の背景。
haruさんのブログ
「セレヤの山の下で」にてコメントをさせて頂きました。
非常ベルが鳴った時の行動について。
短い文章の為、断片的な内容に。
そこで何故、非常ベルが鳴っても逃げなかったのかという、全容(?)を語ろうという訳である。
お付き合い下さい。

で、本題。
学生時代の話。
午前…平和に授業が進められている中、非常ベルが校内に響いた。
突然の出来事に、自分を含めた生徒達が騒ぎ出す。
「火事?」
「いたずら?」
そんな中、先生に質問。
生徒1「先生、避難訓練の話があったのですか?」
生徒2「え?抜き打ち避難訓練?!先生、朝にそんな打合せをしてたのか?」
先生「いや。避難訓練がある話は聞いていない。いたずらだろう。……授業を続けるぞ」

先生は簡単に外を確認すると、授業を再開。
しばらく進めていると、他の先生が怒って注意。
「何故、避難しない?!他の生徒達は避難しているんだぞ!」
状況が掴めず、自分を含めたクラスの皆は落ち着いてグランドへ。

すると消防車4台、救急車2台(…だったと記憶)の事件。
いたずらではなかった。
実際は、火事ではなかったが、数人の先生が病院へ運ばれた。


非常ベルが鳴った時に、校内放送が流れた記憶は無い。
状況が一切判らない。
その所為もあったのか、非常ベルが鳴った時に逃げ出さなかった。

状況が掴めなかった理由に自分がいた場所が挙げられる。
因みに学校の校舎の配置はこのような(↓)もの。




左からクラス棟、理科・芸術棟、技術棟の3つの校舎からなる。
事件の起こった建物はクラス棟(赤の部分)。
自分が居た建物は技術棟(青の部分)。
気付かない訳である。


で。
肝心の事件の内容について…。

教頭はある部屋から煙が出ている事を発見。
「火事だ!」と思い、水による消火作業に入る。
しかし、実際は火事ではなく、学校に保管していた消毒薬か何かが水に反応し、ガスが発生していた。
水と反応……。
事態は深刻に。
消火作業の為に水をかけてしまった為、大量のガスが発生。
そのガスがクラス棟内に広がった。
教頭と消火作業を手伝った(?)数人の先生がガスを吸い込む。
吐き気と目眩などの症状を訴え、病院へ運ばれていった。
数日後に退院した様子。

この事件により、授業は中止。
鞄・荷物などを学校に残したまま、半日で強制帰宅。
その日、夕方の地方ニュースに取り上げられました。
インタビューに答えていた人は、いたずらと思い、生徒に避難誘導をしなかった先生。
(;゜д゜)エェェ


今となってはいい思い出である。

状況がきちんと把握出来ないと行動しない。
身を滅ぼすか(苦笑)

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
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2 Comments

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状況把握は難しい (藤哉)
2008-11-07 22:41:54
本当に何事も無くて良かったです。

翌日に全校集会が実施されましたが、詳しい状況は殆ど話されませんでした。
その後は何事も無く、話題にも挙がらない程に。

校内放送について…校内放送するよりも、生徒を避難させる方を優先させたのかも知れません。
放送室の場所は理科・芸術棟にあったので…。

現場に居た教頭もまさか火に油を注ぐような事になるとは思いも寄らなかったと思います。

緊急事態の時、如何に冷静に的確な判断が出来るか。
それが問われるといったところでしょうか。
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水と反応・・・ (haru)
2008-11-07 21:34:19
こんにちは。
すごいことになっていたのですね。
状況を読ませていただいて、ビックリしました。

水と反応してガスを発生する・・・
生石灰を思い浮かべたのですが、生石灰は熱も出すから、ちがいますね。
でも、まさに「火に油を注いでしまった」教頭先生。
すみません、その件は笑ってしまいました。

状況が把握できない状態では、すぐに逃げるのは、難しいですよね。
せめて、校内放送すべきですよね。
でも、なにごともなくて、よかったですね。
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